庇(ひさし)と外壁の取り合い部分からも雨漏りすることがあります。その原因は?

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こんにちは、石川商店の林洋道です。「雨漏り」と聞くと「屋根から雨が漏っている」と思われるかもしれませんが、実は屋根以外のところからも「雨漏り」って発生する事があるんです。今回はそんな事例を皆様にご報告差し上げたいと思います。

 

戸建住宅によく見られる出窓や、勝手口の上にある小さな庇(ひさし)、これらは「霧除け(きりよけ)」「霧除け庇(きりよけびさし)」と言われています。小降りの雨を除けるものであることから「霧除け」と言われているとか...。

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こちらはリフォーム中の建物で、下地が完成し板金工事を待っている状態の様子です。

 

実はこの「霧除け」「霧除け庇」と外壁の取り合い部分から「雨漏り」が発生することもあるんです。

 

まずは調査に伺ったときの様子をご覧に入れたいと思います。

写真 2014-06-09 16 06 46

こちら外部から拝見した状態です。

 

写真 2014-06-09 16 07 27

外壁に亀裂が入っているのがご覧になれると思います。しかも亀裂に湿った形跡が...。

 

写真 2014-06-09 16 07 59

横方向にも亀裂が見受けられました。

 

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赤い丸で囲んであるところにご注目ください。外壁が少し盛り上がっているように見えるところがご覧になれますでしょうか?

実はこちらのお客様、前回のリフォーム工事のときにこの庇の貼り替え工事もなさっていたようで、外壁の一部を切断し新しい板金を施工したようですが、この外壁を復旧したときの施工が不十分であったことが考えられます。

その後大きな地震(東日本大震災)も経験しておりますので、徐々に亀裂が広がり雨漏りが発生したものと考えられます。

 

また、外壁との取り合い以外でも、庇部分より雨漏りが発生するケースもございます。

写真 2014-07-04 13 05 53

こちらのケースでは、外壁との取り合い部分には亀裂はございませんが、板金を重ねて施工しておりますので、経年劣化によって板金の重なり部分より雨漏りが発生することもございます。

 

シーリングやパテを使い亀裂部分の穴埋めを行うことで一時的に雨漏りを止めることは可能ですが、長期間に渡って雨が侵入した結果の雨漏りであることから、屋根や外壁の下地に腐食が発生していることも考えられます。

 

このようなケース、実は意外に多く発生しております。築年数が古く、屋根も含めた外壁のメンテナンスをほとんど実施していないという建物にお住まいの方は、特に注意が必要です。

 

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 屋根専門60年 石川商店rp_4ca650ba95261f45f3da67ba95c0eac9.jpg
  林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】  旅行、F1観戦、F1チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】  洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】     ゴールデンウィークどこへ行こうか考え中...
【出身地】  鳥取県米子市

 屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com

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