石川商店

【今回施工させていただいた屋根】

◆工事内容：屋根葺き替え工事（日本瓦→洋瓦）、外壁塗装、雨どい全交換、バルコニー撤去

◆屋根面積：約６５㎡

◆工事期間：４日（足場工事は除く）

◆工事費用：￥７６００/㎡（足場工事、下地工事、廃材処理費は除く）

今回は都内某所にて屋根の葺き替え工事を施工させていただきましたのでご報告させていただきます。

「今まで何度か外壁や内装のリフォームはしたことがあるが、屋根は全く手をかけたことがない」ということで、今回屋根の葺き替え工事をさせていただくことになりました。

☑屋根を軽くしたい

瓦屋根の場合「屋根の葺き替え」というと「軽くしたい」というご要望が多く寄せられます。ただ軽くするだけなら一般的にはスレート（コロニアル）や金属屋根材を選ばれるお客様が多いのですが、これらの屋根材はいずれまた訪れるメンテナンス時期に、多額の塗装費用等が発生しますので、経済的な観点から申し上げますと、かえってコストが高くなってしまう結果になってしまいます。

今回のお客様は築約４０年「屋根は今まで一度も手をかけたことがない」とお話しされてました。つまり、４０年以上もの長い間、瓦屋根は一度もメンテナンスをしないでお客様の家を守り続けてくれたのです。

そこで私たちがご提案したのは、これまでの雰囲気を思い切って変える「洋瓦」への葺き替え工事でした。

☑日本瓦から洋瓦へ．．．

「屋根を軽くしたい」というご要望があったお客様、今回お選びになった屋根材は「スーパートライ１１０　サンレイ」とういう洋瓦でした。この瓦の特徴は、従来の陶器瓦に比べて約２０％の軽量化に成功した瓦で、南欧風のデザインに特徴があり、耐震・耐風性能にも優れた防災仕様の瓦です。

そして最大の決め手となったのは、この陶器瓦が「高断熱屋根材」であるという点です。夏の熱気や冬の冷気を屋内に伝えにくい特性を持ち合わせていますので、１年中快適に過ごすことができるのです。また、遮音性にも優れていますので、激しい雨が降った時の雨音も気になりません。

☑葺き替え工事、そして．．．

工事当日は天気にも恵まれ、絶好の工事日和でした。まずは既存の瓦を撤去するところから始まります。

既存の屋根材を撤去後、新規で野地板の施工をします。

新規野地板の施工が終わったら、ルーフィングの施工に移ります。

ルーフィング施工完了後は、瓦桟の施工になります。

これで下地工事が完了し、ここから本葺き施工に入ります。

施工が全て完了致しました。

☑工事完了、そしてお客様へ最後のご報告

施工完了後は、お客様へ工事のご報告に伺います。弊社では施工を担当した技術者と共に工事期間中の御挨拶と工事内容のご説明を差し上げております。

☑でもこれからが本当のスタートです

今回は屋根の葺き替えだけでなく、外壁塗装、雨どい全交換、バルコニー撤去も併せて行った、外装フルリフォームとなりました。
全ての工事を無事に終えた後は、施工中の写真と共に「屋根工事保証書」をお渡しします。これは「一般社団法人　全日本瓦工事業連盟」の認める施工方法により行った屋根工事について約款に従い保証されるもので、加盟していなければ発行することができない書類です。