石油製品の屋根材と自然素材の屋根材、あなたはどちらを選びますか?
多くの人が
「瓦屋根(自然素材)は地震の時に怖いから、軽い屋根(石油製品)がいい」
といいますが、現在の建築では、地震時の影響はどちらも大差ありません。
そのため、私たちは瓦を中心に自然素材の屋根材をなるべく勧めていきたいと考えています。
なぜなら、1400年の歴史がある瓦屋根に比べて、石油製品の実績はせいぜい2,30年ほど。
そのほとんどが安易に作られて、簡単に壊されています。
素材が土である瓦は古くなっても自然に還ります。
その他にも、瓦屋根には空気をキレイにしたり、水を濾過(ろか)したり、遠赤効果があったりするなどと言われています。
また個人的には、屋根は風景を作っていると思います。
ヨーロッパのキレイな街並みって、たいてい屋根の色が統一されていますよね。
同じように、日本も昔ながらの瓦屋根を使うことで、日本独自の風景を残してほしいと思っています。
景色を取り戻したら自然が多くなり、その中で育ったら、子供たちもきっと感性豊かに育ちますよね。
そんな日本の美しい街並みをよみがえらせるためにも、今後も自然の摂理に沿った屋根の普及に努めたいと思います!
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屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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