下積みを経て、10年経って一人前、、、! の職人業界。
屋根業界はどうなのか? そのステップアップについてお伝えします。
とにかく体力勝負の屋根業界。
そのため、多くの職人が下積み時代に、瓦などの屋根材の運搬を担当し、体力づくり&屋根材覚えを行います。
ある程度、体力や知識がつくと、今度は屋根の施工に関わります。
大抵、まず地上にて、屋根にぴったり納まるよう屋根材を加工。ほかにも、瓦を並べるなどの作業も簡単な所から経験していきます。
10年ほど親方の下で勉強したら、次はお客様対応です。「雨漏りして困っています」などの相談に対して、お客様の家まで訪問。
実地検分して、最適な解決策を提案します。ここまで来たらもう立派な一人前の屋根職人ですね。
屋根業界には、その後もさらに経験を積んだ、ベテラン屋根職人がたくさんいます。
皆さん60歳を超えても現役バリバリ!
彼らは主に、難易度の高い現場にて、監督的立場として作業します。
細かい屋根の納まりや判断が難しい所などを黙々とこなしていくのです。
瓦やお寺の屋根をマスターするには一生修行が必要な屋根の世界。
自分の腕を磨くためにも、今日もたくさんの屋根職人たちが修行&仕事に励んでいます!
教えて!屋根屋さん。第35回「屋根職人を育成する中で大切にしていること」
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屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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