屋根職人を育成する時、まず伝える事があります。
それが、屋根屋の目的です。
代々受け継がれる家を守る屋根作り。
屋根の役割は家を守ること。
家を守るとは、家族や暮らしを守ること、ということです。
家が集まると、街になります。
街が集まると、国になります。
大げさかもしれませんが、ひいては屋根屋の仕事は国づくりにつながるのです。
世間には、売り上げのために、屋根の一部だけ交換すれば済むのに
「全て修理しないとダメですよ」などと言う悪質業者がたくさんいます。
でも私たちは違います。
「売り上げよりも、屋根を合理的に守ることを考えなさい」
そう必ず、新入社員さんに言っています。
また実際の現場では、「教える」ことを大事にしています。
「見て覚える」が常識の職人の世界ですが、ただ漫然と見ていてもスキルにはなりません。
まず教えて、実践する。
このインプットとアウトプットの流れを意識しながら、早く一人前の屋根職人になれるよう育成しています。
屋根職人にとって何よりも大事なのがスピード感。
誰でも時間をかければキレイで正確な作業はできます。
キレイに、正確な作業を、迅速に行う。
これができれば、もう立派な屋根職人です！
教えて！屋根屋さん。第３６回「体力以外に問われる屋根職人としての能力」
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屋根専門石川商店の三代目、１級かわらぶき技能士
石川弘樹（いしかわひろき）です。
【趣味】 ワンピース（マンガ）
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
屋根専門石川商店HP：riverstone-roofing.com
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