基本的に、屋根職人は算数に強い方が有利です。
見積もり時や屋根材の使用枚数を調べる時など計算能力は必須!
屋根材を運びながら、屋根材の枚数などを計算する必要もあるので、暗算も得意な方がいいです。
また、柱が瓦屋根の重さに耐えられるか心配だから、枚数をきっちり算出してほしい、という要望もあります。
ほかにも、三角形の定理なども理解していると、屋根の傾斜の測定など、様々な場面に応用できます。
特に瓦の場合、部位によって材料が変わりますので、臨機応変に対応する必要があります。
また算数が得意な人の方が、面の中心から左右均等に、屋根をキレイに仕上げられます。
これも、端の方はどの大きさの部材が適切かなど、計算しながら工事をする必要があるからです。
経験を積むと感覚的に分かるようになりますが、計算が得意であれば、初期段階から効率的に仕事ができます。
ベテラン職人になると、いちいち計算しなくても、見た目でこの屋根には屋根材が何枚必要か分かるようになります。
肉体作業のイメージが強い屋根屋さんですが、意外に頭も使う職業です。
体力にも頭脳にも自信がある方、屋根職人を志望してみませんか?
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屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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