日本の住まいの特徴の一つが、耐震・防火基準の高さです。
地震大国のため、これらが厳しいのは分かりますが、
そのため都心部ではログハウス風など面白い家を作りづらくなっている、とも思います。
海外の都市部には石を積んで壁にした家や、「こんな柱で大丈夫なの!?」と思う家が結構あったりします(笑)
かつては日本の特徴であった部分も変わりつつあります。
例えば、日本では柱を組んで家を建てる木軸在来工法が一般的でした。
しかし、アメリカから面(パネル)を組み立てて家を建てるツーバイフォーや、
工場で生産された部材を組み立てるプレハブ工法、ユニット式などが輸入されたことで、施工方法も大きく変わりました。
また以前は、夏を涼しく過ごすことを念頭に置いて家を作ることが多かったですが、最近は冬でも寒くない家を所望する人がほとんどです。
日本は湿度が高いので、昔はわざと隙間風が吹くようにして、木材を乾燥させる家を建てていましたが、
現代は断熱材をたくさん入れて、気密性を上げて、隙間風が吹かせないようにするのが普通です。
時代によって大きく変わる日本の住まいの特徴。今後は一体どんな家が、日本の住まいの象徴になるのでしょうか。
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屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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