品川区で最古の瓦屋。屋根ひとすじ75年。
石川商店の三代目、石川弘樹です。
常日頃から、私の目が届く範囲の家の屋根を守りたい!という想いから始まった、「一軒家の味方」シリーズ。
実際に飛び込み業者と契約してしまう人に共通するのは、
「屋根の状況を把握していない」
「その心理的な油断や不安を、特別に解決してくれたヒーローに見える」
その結果として信用してしまうのです。
さて今回からは、
「どのような手口があるのか?」
「これを聞いたら、ちょっと待った!」
という事例を紹介していきます。
そこで第3回は、
「屋根の無料点検」を巧みに使った、訪問販売の業者のよくある手口をご紹介します。
例えば、こんな会話が予想されます。
業者「近くで工事をしているものですが、、、」
「ちょっと気になるところが見えまして。
屋根に上がって確認するついでに屋根の総点検もしてあげます。」
あなた「でも点検ってお金が掛かるんじゃないの?」
業者「大丈夫です。もちろん無料ですよ。ちょうどいま梯子も持っているので、すぐに終わりますしね。」
あなた「でもね〜、、、」
業者「ちなみに屋根の点検をキチンとしたこと無いですよね?」
あなた「言われてみればそうね。でも雨漏りしてないし、、、」
業者「その雨漏りがすぐにでも起こる可能性があるので、お声掛けしたんですよ!」
あなた「えっ?そうなの!それなら点検してください!」
と、こんな具合です。
(お客様からお聞きした実体験のお話しをご紹介しています。)
屋根に上られた後にどうなるかは第1回目でお話しした通り。
・点検の実費を回収するためのしつこい営業
・違う家の写真を見せられる
・自ら破壊して雨漏りさせる
など、恐怖以外の何物でもありません。
「たまたま通りかかった」
「近くで工事をしている」
「この地域限定で無料点検キャンペーンをしている」
などと聞いたらご用心!
最大限の注意を払って接して、追い返してくださいね。
インターホンの横に詐欺業者チェックシートを貼ろう
弊社への詐欺業者のご相談も、今回の場合とほとんど同じ手口です。
寄せられた相談を元に、こちらの詐欺業者チェックシートを作っています。
ご自宅やご実家のインターホンの横に貼ってお使い戴ければ幸いです。
石川商店は、LINEでも相談できます
もし必要があれば、石川商店にご相談を。屋根の専門家として訪問でやってきた業者についての客観的な意見をお伝え致します。
電話、メールはもちろんですが、LINEで質問、相談もできます。
LINEであれば、名刺を写真で撮って送るだけで業者さんの判別もできます。
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すべての訪問販売が悪いとは言いませんが、詐欺の可能性もありますので、十分に注意してくださいね。
- 創業75年、屋根専門石川商店の三代目。石川弘樹(いしかわひろき)です。
- 【肩書】
- 日本屋根ドローン協会代表理事、東京都瓦工事職能組合 震災対策委員長
- 【資格】
- 1級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技士、全日本瓦工事業連盟認定 瓦屋根診断士、全日本瓦工事業連盟認定 耐震化講師、耐震プランナー、増改築相談員、古民家鑑定士、ホームインスペクター(住宅診断士)、ジュニアリフォームソムリエ、リフォームスタイリスト1級、リフォーム提案士、ライフスタイルプランナー
- 【趣味】
- ワンピース(マンガ)
- 【目標】
- 瓦割り世界大会初代チャンピオン
- 【ブーム】
- ウェイトトレーニングはじめた
- 【困り事】
- 20年前の半分の重さでショック