石川商店

湿気とカビがウザい!家に湿気をこもらせない雨季のイライラ防止策5選【結露防止】

いや〜な空気にイライラする季節がやってきましたね。重い空気にうんざりなおにゃがわらです。

今回は、今年こそ湿気でイライラしないストレスフリーになりたい方に、お家に湿気をこもらせない方法をお送りしたいと思います。

目次

  1. イライラ憂鬱…湿気は衣食住に悪影響
  2. 湿気が呼び起こす怖い「結露」
  3. 家に湿気をこもらせない方法5選
  4. 湿気は生活や家に原因がある事も
  5. まとめ

 (この記事は2016年6月20日に編集したものを2017年6月29日に再編集したものです)

イライラ憂鬱…湿気は生活に悪影響 

【家事六月病】という物があるくらい、雨の多いジメジメとしたこの時期はいろんな事がままなりませんよね。

空気が重くてうっとうしく、雨で外出も気が乗らない。洗濯物だって上手く乾かない。

気温もそこそこ高いので食べ物が傷みやすい。おまけにカビが生えやすくて虫も入り込みやすい。そうすると、アレルギーなどにも繋がりかねません。

家事にも健康にも気を使わないといけなくて、イライラしっぱなし。リラックスしようにも空気がべたつくし…

ただでさえやる事が多いのにストレスがマッハで溜まります。心身の健康に影響があるなんて…雨の時期は本当にやっかい。

 

しかもその湿気、ご家族やご自身だけでなくお家そのものを弱らせてしまう事だってあるんです。

 

湿気が呼び起こす怖い「結露」

結露はご存知の通り、暖かい湿った空気が急に冷やされるとできるものです。

窓が水浸しになったり、カーテンの裾が黒ずんだり…これもうっとおしいものですよね。

実は、梅雨など湿気の多い時期だけでなく、冷暖房使う時期の特に冬にも発生しやすいのです。

 

そんな結露が起こす問題は、カビや雑菌の繁殖だけでなく、床や壁などを腐らせてしまう原因の一つなんです。

結露は目に見える部分だけでなく、土台や柱、躯体に発生する事もあります。そんな部分が腐ってしまえば、お家の寿命が削られるも同然。

 

「見た目のどこも異常が無いのに壁紙がはがれた」「雨も振っていないのに雨漏りしてくる」という事が発生することもしばしば。

お家そのものが湿気を貯めやすく、結露を起こしやすい事(換気機能の無い高気密住宅)もございますので、湿気の対策はとても大事なんです。

 

家に湿気をこもらせない方法5選 

ではどうやって湿気を逃がすか?ですが、今回は除湿機を使う以外の、簡単で毎回できる効果的な方法をお伝えしたいと思います。

①整理整頓をして、室内全体に風が通るように

湿気の多い空気は意外と部屋の隅や物の影に溜まります。

もし部屋の隅などに物が溜まってしまっているなら、整理をして空気が通りやすいようにしてあげると、

風がスッと通るようになって湿気が逃げやすいだけでなく快適になります。

また、家具と壁・床とがくっついているのもあまりよくはありません。

部屋全体に風が通りやすいように、できれば5センチは離しておくといいでしょう。

 

②窓を少し開け扇風機や換気扇を回して空気を動かす

最も簡単な方法ですが、意外と大事。というのも、湿気の対策で効果的なのは「通風」なんです。

 

ここで重要なのは、「窓は少しだけ開ける事」換気というと窓を全開にしがちですが、

隙間が小さい方が風の通りが良くなります。

たとえば、同じ水量でもシャワーの方が勢いが良いですよね。そんなイメージです。

この時、空気がよどみがちなクローゼットなどの扉も開けておくと良いでしょう。

 

また、合わせて扇風機や換気扇を回すと、部屋の中の淀んだ空気をスムーズに外に出してくれるのでGOOD。

新しい空気を取り入れる事で、温度と湿度のバランスがよくなって気分も少しさわやかになるので、1時間に1回10分程度なさる事をおすすめします。

 

③お風呂の後、全体に冷水をかけて換気扇を回す

水場は湿気でカビが溜まりやすい場所ですが、その中でもカビの温床になりがちなのはお風呂。

というのも、湯気など暖かい空気はカビが増えやすい環境だからです。

一日の疲れを取る癒やしの場所がカビで黒ずんできた…というと気分もブルーです。

カビ取り洗剤もありますが、使わずに済むならそれに越した事はありません。

 

そんなお風呂には、入った後浴室全体に水を掛けて空気を冷やしてあげるのが効果的。

合わせて、湿気を逃がす為に換気扇も回すとよりよいでしょう。

もし換気扇が無いなら、扉を開けて空気を流したり、画像のような窓があれば窓の両脇を少し開けておいてもOK。

 

④押入れや窓の隅に湿気とりを置いておく

どうしてもクローゼットや押し入れの湿気が取れない・窓の結露が酷い…という方は、

気になる場所の隅っこに湿気とりを置いておくとよいでしょう。

 

とはいえ除湿機は無いし買えないし…という方は、お塩や重曹を器に入れてクッキングシートを掛けたものを置いたり、

中身を凍らせたペットボトルと受け皿を置いたりすると、安くて簡単に湿気がとれるのでおすすめです。

 

⑤意外に見落としがち!天井裏の換気も重要

 

 見えない場所なので気に掛けませんが、普段塞がっている隠れた場所の換気はとても大事。

というのも、お家の「骨」とも言える「構造躯体(こうぞうくたい)」に

直接影響が出る場所でもあるからです。

 

なぜ天井裏の換気?といいますと、お風呂の湯気や冬吐いた息がもわっと上に上がるように、

天井裏は特に湿気を含んだあたたかい空気がたまりやすいのです。

その空気が外気(特に夜や冬の冷えた気温)で冷やされ、結露になってじわじわ木材を腐らせたり雨漏りさせたりと被害が大きくなることも。

 

天井裏に換気扇を付けるという手段もございますが、おすすめは屋根に換気穴を開けて棟換気をつける事。

上で紹介させていただいた、窓を少し開けるのとほぼ同じ効果が得られて、外の空気と天井裏の空気を同じ温度にするので、雨季だけでなく季節の結露も起こりにくくします。

 

 

他にも、夏の暑すぎ!や冬の寒すぎ!も防げるので、エアコンの効率が上がったり住み心地がよくなったりします。

 

【棟換気について詳しくはこちらから】

 

湿気は生活や家に原因がある事も

当たり前ですが、湿気はシャワーなどだけでなく、人間の息や料理からも発生します。特にお鍋など、お水を多く使うものからの湿気が多いです。

日頃から洗濯ものは部屋干しだというお家も注意。この時期のネックでもあるので、もし部屋干しをするなら乾燥機や除湿アイテムのある部屋で行ないましょう。

また、観葉植物も、葉から湿気を放出しているので湿気や結露の原因になりがちです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今すぐできる有効な方法と、業者への依頼が必要だけど年中効果的なものをご紹介させて頂きました。

いくつか組み合わせてやるもよし。全部組み合わせればかなりの快適さになるのではないでしょうか。

文中でも申しました通り、湿気が多いとカビの原因になって人体に影響があるだけでなく、お家そのものの命を弱らせてしまう恐れもあります。

衣食住全てに影響があると、安心して暮らせませんよね。少しでも気持よく、快適に長く暮らせるように、湿気の対策は大切です。

 

◆この記事と合わせて読みたい!◆

 夏の湿気、冬の結露に有効!家がもっと快適になる「棟換気」がすごい。【カビ・湿気・結露対策】

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 梅雨時に多い屋根と雨どいの雨漏りトラブル!よくある事例と雨漏り修理・補修の屋根工事と費用目安

 

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入社四年目のしがない事務員『おにゃがわら』
事務したり現場お邪魔したりあっちこっち。

【趣味】 読書、昼寝、考察、夢を文章に起こす。
【目標】 文章構成力の上達。部屋を片付ける
【最近】 一眼レフのマニュアル操作がわかってきた
【一言】 綺麗に取れても上手に撮るのはむずかしい

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com 
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