今日の屋根用語では、読み方すら分かり難い屋根用語をやさしく解説いたします。
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2016年06月28日 今日の屋根用語
海鼠壁(生子壁) なまこかべ
正方形の平板系の貼り瓦を貼り付け、その継ぎ目部分を蒲鉾形に高く盛り上げた漆喰で覆う工法で作られた壁のことを言う。
防火目的で使用されるため、土蔵造りの外壁に用いられることが多い。
蒲鉾形に盛り上がった漆喰の形状が海鼠に似ていることからの呼称。
また、このように盛られた漆喰を「海鼠漆喰」という。
瓦をダイヤ形に並べる「四半張(貼)」、格子状の「芋目地」、上下で半分横にずらす「馬乗り目地」などの並べ方がある。
現在では、漆喰の剥がれ、瓦の落下を防ぐための工夫が施された工法で伝統的海鼠壁に見せるものも多い。
このシリーズで、訪問販売やリフォーム屋さんやメーカーの営業さんが使う屋根の難しい専門用語をやさしく解説。
屋根の専門用語が分からなくて困った時の辞書代わりにお使いくださいね。
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屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
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【目標】 瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 なんだか断りそうだな、、、
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