今日の屋根用語では、読み方すら分かり難い屋根用語をやさしく解説いたします。
昨日までの3日間はこちら。
2016年07月28日 今日の屋根用語
スパニッシュ すぱにっしゅ
スペインの屋根瓦。
上下の丸瓦を組み合わせて本葺きのように仕上げる瓦で、上丸瓦は上部が細くなっていて重ね葺きとなる。
棟は高く積まれず、また軒先においても巴瓦を用いない。
主として赤茶色をしている。
洋風建築の増えた大正期に輸入されるようになった。
本葺きの男瓦と女瓦を一体にした桟瓦があるように、上丸瓦と下丸瓦を一体化したS形瓦が三州(愛知県)において開発された。
現在では施工にもこちらが使用されることが多い。
同じ丸瓦を裏返して上瓦、下瓦とする方法、上瓦にはスパニッシュの形状、下瓦には平瓦の形状の瓦を使用する方法、軒先のみ下丸瓦を使用する方法等がある。
このシリーズで、訪問販売やリフォーム屋さんやメーカーの営業さんが使う屋根の難しい専門用語をやさしく解説。
屋根の専門用語が分からなくて困った時の辞書代わりにお使いくださいね。
また、この用語の説明もお願い!などのご質問はこちらのメールからどうぞ。
quaerere@riverstone-roofing.com (←クリックでメールが開きます)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 なんだか断りそうだな、、、
【困り事】 寝ても寝ても眠い病
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜