本日は瓦の割れ修理に伺っております。
普段なかなか目にすることのない瓦の交換工事の模様をご紹介したいと思います。
こちらは弊社にて施工させていただいた新築現場になります。
屋根工事完了後に入られた業者さんが誤って瓦を割ってしまったそうです。
まずは割れた瓦を除去します。
瓦表面にある「防災フック」をカットする必要があります。
続いて瓦の裏面にある引っ掛け部(表面からみて右側の引っ掛け部)もカットします。
瓦の固定は通常ステンレス釘を使って固定するのですが、修理の場合は釘で留め付けることができないため、コーキング剤を使って接着による固定を行います。
コーキング剤を塗布するときは雨水が流れる部分を塞がないようにすることが重要です。
あとは瓦を差し込むだけ。
これで修理は完了です。
新築現場に限らずエアコン業者さんやアンテナ業者さんなど、屋根に上って作業されるときに誤って瓦を割ってしまうことは多々あります。
今回は新築現場で瓦も予備で余っていたため差し替えることが出来ましたが、築年数が経っている屋根のなかにはすでに廃版になった瓦もたくさんありますので、瓦の種類によっては修理が出来ない可能性も出てきます。
屋根に上って作業される皆様におかれましては、くれぐれも瓦を割ることのないようにご注意ください。
屋根専門石川商店 林洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】西部警察、鉄道写真、旅行、
【特技】洗車はプロ並みの腕前です。
【最近】沖縄旅行に行ってきました。
【出身地】鳥取県米子市
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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