桜も咲いたのにこんなに寒暖の差が激しいとは如何なものか…もしかして異常気象?でも春にもそんな年や時期があるんだよと言わんばかりの、春の空模様を言い表す風流な和名を少しだけご紹介。
4月に入ったとは思えない寒さもようやく過ぎてきて暖房もお役御免になると思いきや、夕方の冷え込みに思わず暖房のボタンに指を伸ばしたおにゃがわらです。昼間は暖かいんだけどな〜…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
春になったというのに何この寒さ?まさかまだ冬?!いや春!熊もねぐらに帰るわ!!と暦を何度見したか分からない近頃。
桜も咲いたのにこんなに寒暖の差が激しいとは如何なものか…去年はこんなに寒くならかった気がするけどもしかして異常気象?と調べましたら、春にもそんな年や時期があるんだよと言わんばかりに、春の空模様を言い表す風流な和名が。
今回は、そんな春の天気や現象をほんの少しだけご紹介します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【曙(あけぼの)】
枕草子で詠われていますね。実際にどんな気候なのか?というと、夜がほのぼのと明ける朝の事。暁や朝ぼらけとも言います。ふわふわまったり帳が上がり、麗らかな朝を迎える様は、綺麗というよりも清々しくてまったりします。清少納言がいとをかしと評して挙げるのも頷けます。
【霾(つちふる)】
いわゆる黄砂の事。土降るとも書かれます。中国方面の砂漠の砂が、偏西風に乗って日本まで飛んできてしまいます。ひどい時は空が茶色っぽくなってしまう事も。花粉症じゃないのに目がかゆい、くしゃみがとまらない…なんか空が茶色い…なんて時はだいたいこいつのせい。
おのれ(ティッシュ抱えながら)
【霞(かすみ)】
朝方、温度差で生まれた空中の水滴が帯や煙の様にたなびいている様。光を反射して、白くぼうっと光りながら山や町にかかる景色はとても幻想的ですよね。ちなみにこれが夕方頃に起こると朧と言い、それが月に掛かって輪郭がぼーんやりしてくると朧月夜になります。
【花冷え(はなびえ)】
桜が咲く頃、一時的に急に寒くなる事です。ここ最近の激しい寒暖差はこれ…?せっかく花が咲いたのに、こんなに寒いんじゃあ花も風邪引いて落ちちゃうんじゃなかろうかって事から付けられた名前です。先日関東で雹や霙が降る程冷え込みましたが、1988年には桜の上にどっさり大雪が降る程寒くなったそう。それじゃ冷えるどころか凍っちゃう (;゚д゚)ちなみに、5月等若葉が萌える頃の寒暖差は若葉寒といいます。
【春時雨(はるしぐれ)】
春なのに、暖房が欲しくなる程に寒くなって冷たい雨が降る事。最近の天気は正にこれですね。そもそも時雨は秋から冬に降る雨の事ですが、それを思わせるような寒さと雨である事から名前がついた様です。冬の初めの暖かい空気を小春日和と言う事に似た表現。ぶえっくしょい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
気温だとか天気が不安定だと、傘を持って行くか否かもそうですが服のチョイスでも唸ってしまいます。職人さん達も工程が直前にならないとうまく決まらない事がしばしば。雨が降ると思えば曇ったままだったり、晴れると思いきや嵐がどざあああああ。困る。天気も安定してくれると嬉し…って梅雨目の前じゃないですかやだー。お天道様こんにちはの状態で安定してくれるならいいのに雨で落ち着いちゃったらそんなの嫌だ。毎年の事ですけど!
雪が溶けると春になる、なんて言葉のように、暖かくなると草木は一気に芽吹いて花開きますよね。出てきたばかりの葉も、満開の桜も、ひらひらと舞う花吹雪も、冬より幾分か柔らかくなった空も、眺めていると気持ちもほっこり暖かくなります。
…でも待って。その花吹雪樋詰まる。
それに放っといた汚れやら秋・冬で溜まりに溜まった葉っぱやらが腐葉土と化して、詰まってるだけじゃなくてお花も咲いちゃって…なんて、なっていませんか?それ、梅雨になってからじゃあ遅いかもしれません…
さて、今回はこの辺でお暇させて頂きます。
ではまた次の機会に。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
入社三年目のしがない事務員『おにゃがわら』
事務したり現場お邪魔したりあっちこっち。
【趣味】 読書、昼寝、考察、夢の文章起こし
【目標】 文章構成力の上達。7、8部の購入。
【最近】 口内炎複数個遂に合併事故。しかも噛む。
【一言】 何食べるにも染みる痛いつらい。
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜