石川商店

金属屋根葺き替え工事[瓦棒]20年安心して住むには?下地編

 

どさんこ職人の東京屋根日記⑭

 

今日の日記は先週行った板金屋根の葺き替え工事をご紹介いたします。

こちらの屋根は現在雨漏りがしているそうなのですが、話を聞くと雨漏りは最近ではなくかなり前から雨が漏っていたらしいのです。

 申し訳なく思いますが、見ただけで雨漏りしていそうな屋根です。

現状では応急処置だけで雨漏り止まることは出来ない状態まで経過しておりましたので、この屋根の雨漏りを止める方法として今回は葺き替え工事となりました。

既存の屋根材を撤去したところです。昔の屋根材が出てきました。

これは「とんとん葺」という、下地に薄い木の板を葺いているもののことを言います。ちなみに、これを屋根材として使うと「杮葺(こけらぶき)」というそうです。

詳しくは 【屋根瓦ってどれ?】正しい屋根材の基礎知識〜その他をご覧ください。

北海道では「柾屋根」(まさやね)と言っていましたが、薄い板の量が3倍あったので呼び方は地方によって違うらしいです。

 

 撤去したままの状態では新しい屋根を葺くことが出来ません。屋根下地が悪いとせっかくの新しい屋根もボコボコになり見た目や強度も良くありません。

方法は色々ありますが今回は予算の関係上、12mmベニアを張り修復しています。

 板金屋根でもしっかりとルーフィングを引いていきます。

下葺ルーフィングも多様にありますが今回は板金材料の防水性が高く屋根勾配を考慮して、このPカラーと言う商品を使用しています。

 

次回に続く・・

 

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屋根専門60年 石川商店   
  福原 健太(ふくはら けんた)です
【趣味】  海釣り・観光・外食
【特技】  板金加工・方言
【好きな言葉】   作れない物はない
【出身地】  北海道函館市

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com

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