品川区で最古の瓦屋。屋根ひとすじ７５年。
石川商店の三代目、石川弘樹です。
今週月曜１８日の降雪で、都心はいつもながら交通麻痺が発生して大変でしたね。
また屋根からの落雪などにも注意が必要です。
そんな雪が降った数日後、街を歩いて感じるのが人の思い。
屋根の仕事観にも繋がるので、少し話します。
（屋根に雪止めをという営業ではないのでご安心を。笑）
雪が降ったら何する？
ところであなたは雪が降ったら、まず何をしますか？
雪国では、
・歩けない
・家が潰れる
など、生活に直結するので、雪かきや雪下ろしは必ず行われます。
でも都心では、生活に困らないし、
どうせすぐに溶けるから雪かきなんて意味が無い
なんてことも言われていますので、何もしない人が多いと思います。
何かしたとしても、
・雪だるまを作る
・久し振りの感触を楽しむ
・はしゃぐ
のが一般的ではないでしょうか？
都心での雪かきは無意味なのか？
現実問題として、雪かきしない方がすぐに溶けます。
次の日、１９日は東京はよく晴れましたね。
午後にもなれば、昨日の光景がウソのように雪が無くなっています。
なにもしなかったところは、、、
でも、電信柱の下や敷地の角などに溶け残っている雪ありますよね？！
そうなんです。ぼくが共感するのはここです。
このまだ溶け残っている雪に、人の善意を感じるのです。
どうせ溶ける都心の雪を雪かきするのは、生産性や効率の悪い行為でしかありません。
それでも雪かきをするのは、通行人やお客様のため。
おもてなしや優しさという善意が無ければできないことだと思います。
そういう意味では、屋根に雪止があっていつまでも溶けずに残っている家も、
近隣配慮という善意の行動の証拠と言えるかもしれませんね。
雪かきと屋根工事の関連は？
では雪かきと屋根上の仕事の何が関連するのか？
それは屋根上の清掃について。
よく屋根職人さんが口にする、
「雨が降ればどうせキレイになるよ」
という言葉。
ぼくはこのセリフが一番嫌いです。
確かに屋根のほとんどの汚れは雨が降れば自然とキレイになります。
どうせキレイになるので、いちいち掃除するのは非効率なのも事実でしょう。
結果やスピードばかり求められる現代。
でもそういうことでは無いと思うのです。
ということで、ウチにはこういうことを言ったりやったりする職人さんは一人もおりませんのでご安心を♪
さてさて今週２２日の土曜日も雪の予報。
予報が当たれば、ぼくの予定は朝から「雪かき」です。
週末にお出かけの際には、足元の雪はもちろん、
屋根からの落雪にもご注意の上、お出かけくださいね♪
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屋根専門石川商店の三代目、１級かわらぶき技能士
石川弘樹（いしかわひろき）です。
【趣味】 ワンピース（マンガ）
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 やっぱりペコムズも、、、
【困り事】 １週間で５ｋｇ増量
屋根専門石川商店HP：riverstone-roofing.com
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