石川商店の鈴木です。
この日は雨に降られながらの施工となりました。
横浜市港北区で屋根の雨どいの設置工事をしています。
雨どいは、プラモデルのようにバーツが分かりやすいので
プラモデルが得意な人は結構向いているかもしれません。
とは言え、それはあくまでも組み立てるまでの話し。
大事なのは、屋根で集めた雨水を、
スムーズに確かに地面まで落とすこと。
雨どいを固定する下地の施工が重要になってきます。
そこで今日は軒どいの設置金具(②)について少し解説します。
雨どいを取り付けることが多い板金屋さんの多くは、
軒どいの設置金具(②)を取り付ける破風板(①)を水平基準に、
取り付ける職人さんが多いようです。
しかし特にリフォームの場合は、破風板が曲がって付いていたりすることがあるので、
それを水平基準にすると、雨水が溜まって溢れてしまうなんてこともあるんです。
なのでぼくは必ず、水糸を張って自分で水平基準を作ります。
少し手間は掛かりますが、こうすることで確実に雨水を地面まで導くことができる傾斜を決められます。
この糸を高さの基準として、軒どいの固定用の金具を一定の間隔で設置していきます。
この間隔には雪の降る量によって決まりがあります。
1,都心などのあまり雪が降らないような地域は積雪量が0〜30cmは「一般地域」
2,積雪量が30〜50cmは「中雪地域」
3,積雪量が50〜100cmは「多雪地域」
に地域が分類され、それぞれの地域によって、金具の設置間隔が、
1,一般地域では60cm以下
2,中雪地域では45cm以下
3,多雪地域では30cm以下
と決められています。
石川商店の施工範囲内では一般地域がほとんどですが、
リフォームの場合は基本的に中雪地域の45cmを基準に取り付けています。
こうすることで、都心の急な大雪でも雨どいの傷みを軽減できます。
そしてすべての金具を設置していきます。
雨どいも屋根と同じで「付いていれば良い」訳ではありません。
雨水の管理だけでなく、その能力を長く維持するためには、
雪の影響も考慮しなくてはなりません。
屋根屋さんの仕事は、雨水から一軒家を守ること。
そういう意味では、屋根屋さんの仕事は本来、
屋根と雨どいはセット、とぼくたちは考えています。
大切な一軒家を守る外回りのことであれば、
屋根の専門家であるぼくたちに、なんでもお気軽にご相談くださいね♪
横浜市港北区で屋根のリフォームで雨どいの設置工事で雨漏りしないたてどいの設置をしています。
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鈴木 和宜(すずき かずのり)です
【趣味】 公園めぐり
【特技】 カードまわし
【最近】 中華料理、飽きた
【出身地】 東京都
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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