あちらこちらと空泳ぐ、頭上の雲は何の雲？〜九月〜

焦げそうな程の暑さを置き去りにするように気温が下がってきましたね。だんだんと秋らしくなってきましたが…曇りばかりであったり、台風が発生していたりと、空気がなんとなくもったりしています。空気がもったりしすぎてて睡魔に急襲されるも、アイスコーヒーでちまちま撃退しようと無駄に踏ん張っている事が増えたおにゃがわらです。

さて、前述の通り季節ももう秋に近付き、夏に比べて空がぐ〜んと高く感じます。晴れてさえくれれば、秋初頭の穏やかな雲や空が見れるはず…って思ってたらこんな空に巡り会いました。

出勤時に見かけた雲さん。昇りかけの朝日と、まばらに散った雲。手前の瓦屋根もあって、神々しさと瓦の重厚感とで…曇りばっかで沈んでいた気分がもう見事に急上昇↑↑

うーんこれ…どちらかというと…羊雲？それにしてはもこもこ具合が薄いような…あ、毛刈りした直後のか。

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ちゃんと調べましたところ…これ、「高積雲（こうせきうん）」という雲らしいんですが…難しい名前わからぬ。世界気象機関？？？とかってとこでそう名付けられてるそうな

… と、そんなこんなで調べているうちに、小難しい名前の他に日本でもいろんな名前が付けられているみたいです。季節や形でまた粋な名前やかわいい名前が付けられていたりするみたい？

ですので、今回は発見した雲の名前を天気の記事同様にまったりとご紹介。ただ…雲って一定の形をしている訳では無いので、うんうんと唸りながらお話させて頂きたく存じます。

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さて、先程の雲ですが…私がこれかも？と思った羊雲はこちら。

…うん。こう見るともふもふ感というか、ボリューム少ないような…やっぱり毛刈りした直後なんじゃ…？

と、更に調べましたところ、これにちょっと近いような..？

羊雲とどう違うの？？と言いたいところですが、こちらさば雲と呼ばれる雲です。さばというと、青魚のさばが思い浮かびますが、まさにそれの事です。ほら、見た目がさばの背にある斑点のように見えませんか？

また、高積雲はその名の通り、空の高い位置に現れる雲…まさに秋の雲。同じ様に、さばもまた秋が旬の魚。ですので、この雲が出始めた時がさばの捕り時とも言われていたとか。漁師さんも、海の様子と天気の具合を見るだけでなく、こうした雲の形も見ながら魚の旬を把握していたんですね。

…ちなみに、通年取れるさばが何故秋の旬なのかというと、この時期が一番油が身に行き渡っていて、なおかつ締まっているからだそう。ぬあぁぁお腹空いてきた…

でも、それにしてはまだちょっと違うような…。やはり高い所にあるぶん、すぐ雲の形が崩れてしまうのでしょうか。もしかしたらついさっきまでもっと細長かったのかもしれないし…もっともこもこだったのかもしれないし……と考えていると、子ども心がちょこっとわき上がってきて、想像力がマッハです。

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初めに書かせて頂いたように、ここ最近は天気も空気ももったり。そうすると、なんだか気分ももったりずっしりと重くなってきますよね。そんな時、ちょこっと一瞬晴れ間が見えたら、手元足下や前方後方ばかりでなく、動きを止めて空を見上げると良いかもしれません。まったりゆったり流れてる雲をぼけーっと眺めたり、想像力を働かせていると、なんかちょっとほんわか和んできません？

で、ですが。

その、見上げる途中…地面から空に視線を上げる前…何があるかもう皆さんご存知ですよね。

屋　根　で　す　。

雲を見上げるついでにでも視界の端にいれておいてくださいませんか…！！！！

小さい頃から空を見上げる事が好きで、雲の形を見ては想像を働かせることが多かった私です。今でもそれは同じで、綺麗な雲を見つける度にカメラを構えてデータに納めては、後で見返して一人でによによしてます。

突き抜けるように高く、移り変わりが激しい秋の空。これからまだまだ変わった雲を見る事ができそうです。変わった雲、変わった空。天気の話と合わせて、もっとお話できたらと思います。

さて、今回はこの辺でお暇させて頂きまする。

ではまた次の機会に。