こんにちは、石川商店の林洋道です。早い方はお盆休みに入って故郷への帰省やご旅行にお出かけされてる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
さて、今回は「雨樋からの水漏れ」でお悩みになっていたお客様よりお問合せをいただきましたので、その模様を皆様にご報告したいと思います。
☑雨樋からの水漏れ
今回のご相談は、雨樋からの水漏れに困っているお客様からでした。
他社様で調査とお見積りをされ「足場を設置し全部交換しなければならない」と言われたのですが、お客様としては「全交換しなければダメなのか？」という疑問を持たれたようです。
早速現地に伺い調査を始めることにしました。
☑昨年の大雪による落雪被害
昨年の大雪による落雪被害によって雨樋の破損が多く発生し、私たちも多くのお客様とお会いし、そして復旧工事を手掛けてまいりましたが、今回のお客様も同様に落雪による雨樋の歪みが生じてしまったようです。
幸いなことに雨樋の破損（割れ）は見当たらず、ただ雨樋を支えている金具が曲がっただけのようです。
ただ大きな破損は見られないものの、約１年半もの間歪んだ状態で放置してあったため、雨樋本体に多少の歪みは生じております。
しかし、この状態だけで「全交換」を提案するのはいかがなものかと思います。たしかに築年数から考慮すると交換しても良い時期ではありますが、今回お客様は全交換は望んでおられません。
長期的に見た場合、いずれは交換しなければならないのですが、当面は大きな出費は控えたいというお客様のご要望を考慮し、今回は「金具を可能な限り元の位置へ戻し、雨樋からの水漏れを止める」ことをご提案させていただきました。
こちら施工前の様子です。雨樋が開いた状態になっております。これでは屋根からの雨水を受け止めることはできません。
こちら復旧後です。歪んでしまった金具を上に押し上げることで本来の機能を取り戻せます。
施工前
施工後
ちょっとした作業でこのように復旧できるのです。
☑お見積書は数社から！
今回ご依頼頂いたお客様は、他社様のお見積り内容に不信感を持たれたことがきっかけで弊社へお問合せをくださいました。全交換で数十万円もの見積りをご覧になり「全交換が必要なのか？」と疑問を持たれたからです。
住宅のメンテナンスや修理を依頼される際は、１社だけの見積りではなく、２～３社程度の見積りはとるように心がけてください。
そして、その見積内容を精査し、工事内容が適正かどうかを判断することが、失敗しないリフォーム工事につながるのです。
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屋根専門６０年 石川商店
林 洋道（はやし ひろみち）です
【趣味】旅行、F１チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】カラオケ行ってないなぁ．．．。
【出身地】鳥取県米子市
屋根専門石川商店HP：riverstone-roofing.com
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