茅ぶき屋根から瓦屋根など、時代と共に変遷していく屋根。
将来、日本の屋根はどうなっていくのでしょうか。
世界から見直されつつある日本の価値観。
建築に関しても同様で、日本の造園を見学したり、再生した古民家に住んだりする外国人もいます。
その流れの中、日本古来の建築の良さを再認識し、人々はまた昔の建物を求めるのでは?
と、私は考えています。
戦前は、木材、瓦、わらなど自然のモノでつくられていた日本の建物。
それらは自然と共生し、理に適っていました。
例えば、トイレやお風呂が母屋と別の場所にある家を見たことはありませんか?
これは昔の人は、湿気が木材に与える影響を知っていたのでわざと別にしていたのです。
(参考記事:教えて、屋根屋さん!「長持ちする屋根とは、どんな屋根?」)
ほかにも日差しを遮るため軒を長くするなど様々な工夫を施していました。
見た目や表面的な機能性などが重視されて、徐々に失われつつある日本の伝統。
しかし、便利さばかりが謳われる現代だからこそ、響くものもあると思うのです。
その良さを伝えるために、まず必要なのが多くの人々に建築に関する知識を広めること。
そのためにも、私は今後も屋根をはじめとする、建築の情報を皆さんにお届けしたいと思います!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜昭和二十六年創業。屋根に関する製造・販売・工事の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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