もし屋根職人が1日だけ学校の先生になったら何を伝えたい?
そう考えた時、思いついたのが「大切に家を扱う」ことでした。
現在、日本の住宅のほとんどが30~40年ほどで取り壊されます。
30~40年といえば、約1世代。30歳の時に、30年ローンを組んで建てても、次の世代に残すことすらできないのです。
それに対して、アメリカの住宅は約70年、ヨーロッパは約100年以上で家を建て替えます。
世代でいえば、約2~3世代分。
一度立派な家を建ててしまえば、その子、孫らは家にほとんど投資することなく一生を過ごせるのです。
現代の日本では、家を一世代で消費してしまうため、多くの人が家賃やローンなど住宅費の支払いに苦しんでいます。
しかし、「一つの家に長く住む」ことが実現すれば、住宅ローンや家賃が浮き、その分教育費や趣味の費用等に回せます。
授業では、そういった価値観を伝えた上で、「長持ちする屋根」についてレクチャーしていきたいです。
家を大切に扱うと、金銭的余裕も生じますし、何より家族の思い出がたくさん詰まります。
長い間安心して過ごせ、家族の絆が深まる。そんな家を作るためにも、今日も屋根職人は一生懸命仕事に励みます!
教えて!屋根屋さん。第33回「我が家にぴったりの屋根材はどれ?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜昭和二十六年創業。屋根に関する製造・販売・工事の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
石川商店からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
また、もしもっと知りたいこと、分かりづらかったことなどあれば下のコメント欄にご意見いただければと思います。
日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えするために、ご参考にさせて頂きます。