屋根の訪問販売業者が飛び込みでやって来た時、どう応対したらいいか
本当にウチの屋根見えたの?
特に自然災害が日本のどこかで起こった後、訪問販売の業者の出現頻度があがります。突然業者風の人に、自宅屋根が壊れているなど言われたら、さぞびっくりするでしょう。でも、、、落ち着いて考えてみたら
「どこからうちの屋根見えたの?」ということも。
私の義母は直したばかりの屋根を指摘されその場では断ったものの、ホントに見えたのかどうか気になって、「近所で工事している業者」というのを探しに行ったとか。 (^^;
確かに工事してるところはあったらしいのですが、「どうやったらそこからウチの屋根が見えたんだ?」と不可思議に思いながら家に戻ってきたそうです。
たとえホントに工事現場が近くにあっても、その家も訪問販売によって契約しているかもしれませんし、信用は禁物。
よくある悪質訪問販売業者の勧誘のセリフ
・近くで工事をしているものですが、お宅の屋根がずれているの見えて、このままだと雨漏りして大変なことなりますよ。
・親方がお宅の屋根瓦が割れているから、今ならすぐ直せるからと言われて来ました。
・たまたま通りかかってお宅の屋根の釘が浮いているのが見えたので、よかったら今点検しますよ。
などなど
通りすがりの飛び込み営業との契約は注意
台風19号の工事がまだ全部消化できていません都内の屋根屋はフル稼働中のはず。石川商店でも台風明けから雨漏りや点検などの依頼が殺到。いまだに全件の工事が完了していません。千葉などからも悲痛なSOSがあっても行きたいけど、職人の体が足りなーい(>_<)関東地区でもそんな状態なのに
千葉には他県のナンバーで早々に乗り付ける業者の姿。ブルーシートを高額で掛けたり突貫工事をしたり、やりたい放題が話題が問題に。逮捕者も出ていましたね。
悪質屋根修理被害を防ぐには訪問業者とすぐに契約をしてはいけない
焦る気持ちはよくわかりますがトラブルがあってからでは大切な財産を不当な金額で搾取されたり怖いおもいをしたりする確立『大』。「今日契約すれば、すぐにシート張りますよ」とか「火災保険の手続きを無料代行しますよ」とか言われても、絶対その場で契約はNo!後でキャンセルしても高いキャンセル料を請求されたという相談も国民生活センターには多数寄せられているそうです。
もし押し切られて契約してしまったらクーリングオフしましょう
その場では強引に押し切られて契約をしてしまっても訪問販売の場合、契約した日から8日の間にクーリングオフをすれば、工事が完了していてもキャンセルできます。クーリングオフのやり方はこの記事に詳しく書いてありますので参考に
してください。↓
まとめ
人の不安を煽って“屋根の事を知らない”ことにつけ込みやってくる悪質な屋根の訪問販売業者ですが相手は話しのプロと言っても過言ではないです。言いくるめられないためにも日ごろ定期的な屋根点検をしておくことでアヤシイ人が訪ねてきても「うちはいつも点検してるから」と胸張って断りましょう。このチェックシートもぜひご活用ください。
LINEやメール、電話などでどしどしお寄せください。
石川商店三代目がプロ目線でお答えします。
それではまた
日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。
- 井上 利里子(イノウエ リサコ)
- 【ニックネーム】 Ri-chang
- 【最近】 1日1万歩プラス反り返り腹筋 いつまで続くか・・・
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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