あなたは家を新築・リフォームする際、屋根について考えていますか？
つい、「工期が早くて、安いもので！」というリクエストをしていませんか。
そこに落とし穴があります。
安い屋根材は、耐久度が低いものが多いです。
そのため、買うときのコストは下げられますが、１０年もすると見た目がぼろぼろになってしまい、塗装費用に１００万円近くかかってしまうこともあります。
ランニングコストまで考えると、値段が高くなるケースがよくあるのです。
屋根屋の情報発信不足も要因の一つですが、建築会社も、安くて、工期が短い屋根材を勧めがちです。
同じものならば１円でも安い方がいいですし、建て替えの場合、仮住まいの問題もありますので工期を短くしたい気持ちは分かりますが、それが屋根の不具合につながっています。
リフォームでも、地震に備えて瓦から薄い屋根材に変えるケースがあります。
その結果、２階を熱く感じるようになった、雨音が響くようになったなどのデメリットも聞きます。そこまで考慮して、屋根材選びをしてほしいです。
建築会社の人間でも、屋根にまで詳しい人間はあまりいません。
値段も、ランニングコストを含めた内容について説明できる人は少ないです。
それなので、疑問点があれば屋根屋に相談した方がいいでしょう。
どこの屋根屋さんも、おそらく電話で答えるぐらいは無料だと思います。積極的に使うことをおすすめしますよ！
次回は、「これだけは知ってほしい！ 日本人に伝えたい屋根の基礎知識」についてお話しいたします。
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屋根専門石川商店の三代目、１級かわらぶき技能士
石川弘樹（いしかわひろき）です。
【趣味】 ワンピース（マンガ）
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 しぶといなぁ、、、
【困り事】 寝ても寝ても眠い病
屋根専門石川商店HP：riverstone-roofing.com
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