ちょっと気になっていたはいいものの、わざわざ電話をしたり依頼するのもちょっと面倒くさいし怖い…
そんな時に「リフォーム相談会」「リフォーム勉強会」といったイベントの案内があると
「ちょうどいい機会だし聞いて損はないかな」と参加を検討されるのではないでしょうか。
しかし、そういったセミナーにも思わぬ落とし穴があります。
今回は、そんな「ちょっと聞いてみたい」方が安心して聞きにいけるリフォーム相談会の見分け方をご紹介します。
公共施設で開催されたセミナーには要注意
まずはじめに「リフォーム相談会」に参加されたお客様の経験をご紹介したいと思います。
そのお客様は公共施設で開催されていた「リフォームセミナー」というイベントに参加されたそうです。
築年数も10年を超え、そろそろリフォームをしようか考えていたそうです。
実際に行政が管轄する施設で開催されていたため「市が推奨している会社だと思った」そう。
たしかに、町の一角にあるビルでやる無料相談会は正直怪しさ満点です。セミナー詐欺なんてものもありますし。
公共施設を使っているくらいだから市の認可が下りた会社に違いない!と信じてしまいますよね。
そしてその業者さんを信用して見積を依頼したそうなのですが...
屋根材に割れを指摘され、あろうことか築10数年で屋根のカバー工法を勧められる始末...しかも「早くしないと雨漏りしますよ」と言われたそうです。
実際に私が屋根の調査に伺うと、この屋根材は同様の症状が多く発生している「ザルフ」という屋根材、築年数から考慮しても「カバー工法」はあり得ない工事です。
結局こちらのお客様は弊社にて「葺き替え工事」を施工させていただきました。
実はこのような公共施設で開催される「リフォーム相談会」といった催しは、実際は行政とは全く関係ない会社が独自で開催しているケースがほとんどです。
そして公共施設を利用して開催しているリフォーム相談会やリフォームセミナーは、私の知る限り塗装業者さんが多く開催しているように感じます。
実際に「市のリフォームセミナーに参加して...」といったお客様が多く、その業者さんは〇〇タイムズという会社さんでした。
リフォーム相談会やリフォームセミナーが悪いとは言いません。
しかし行政が絡んでいるような公共施設を借りて開催しているこの種のイベントは、ある意味通りすがりのリフォーム業者と同じように気をつける必要があるかもしれませんね。
信用できるイベントは「展示会・展示場・ショールーム」
では逆に信用できるリフォームイベントはどんなものか?と言いますと、
・建材メーカーが揃った展示会
・大手ハウスメーカーさんの住宅展示場
・大手メーカーのショールーム
で開催されるものです。
様々なお客様が訪れる中、お施主様に誠実でない業者を選んでしまうと商品やサービスの印象にも関わります。ですので、メーカーさんも慎重に業者を選んでお願いしているんです。
展示会や展示場でスペースを構えている業者はある程度安心して相談できる業者と考えても良いでしょう。
また、地元の工事店さんであったり、相談だけでもできることが多いので、無理な押し売りもなく率直な意見だけ聞けますので、これも安心ですよね。
それに、普段あまり気にかけない屋根だけでなく、ちょっと気になってきた水回りなどの参考も探せたりするので一石二鳥です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
相談する…と言っても電話はちょっとハードルが高いとか、売り込みをされるのではないかと言う不安が拭えない方はいらっしゃいますよね。
そんな時に相談会を見かけるとちょっと惹かれます。
しかし、その相談会を行っている会社が本当に安心できる会社なのかはわかりません。
そのため、できれば主催が別で、他の会社も沢山入った中規模から大規模の「展示場・展示会・ショールーム」に足を運ばれることをお勧めします。
とはいえ「それだったら電話でさらっと聞いてしまおう」と言う方もいらっしゃいますよね。
そんな時、もしご入用であれば弊社へのご相談も承っております。お気軽にお電話くださいね。
屋根専門75年 石川商店
林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】旅行、F1チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】マクラーレン・ホンダ2015年支給品Tシャツをゲット!
【出身地】鳥取県米子市