台風の予防工事として位置付けられる『棟交換』工事
コロニアル、カラーベスト、パミールなどのスレート系屋根材や金属屋根材の屋根の天辺(= 棟 むね)には、金属のフタがついています。
これが強風で飛散することが多々発生します。
特に台風21号のときには、一番飛びやすい棟だけでなく、本体のスレート屋根材がめくれて飛ばされる事例もたくさんありました。
今からできる台風24号対策は屋根の写真を撮ることだけ
現実的、物理的な対策は正直もう間に合いません。唯一できるとすれば、屋根の写真を撮ることです。
それは万が一のときの火災保険の申請のためです。
しかし今から屋根屋に依頼して撮影してもらう、というのもきっと難しいでしょう。
自分で一軒家の屋根の写真を撮って点検できる『自撮り棒』
そこで自分で屋根の写真を撮って点検できる魔法の道具をご紹介します。そうです。自撮り棒です。
2階の窓やバルコニーから、自撮り棒をシュルシュルっと伸ばして屋根を自撮りするのです。
2階をグルっと一周するように、すべての窓、バルコニーから撮影することをおすすめします。こんな写真が撮れれば成功です。
屋根点検に最適で100均で売っているおすすめの自撮り棒は、伸ばしたときの長さが長いモノ。おすすめの商品の詳細はこちらの記事で確認できます。
この自撮り棒を使って、台風上陸前に写真を撮り、そして台風が過ぎた後にもう1度撮影しましょう。
証拠写真があるので、火災保険の申請がスムーズ
詐欺的な保険請求が相次いでいるので、保険会社の支払いも慎重になっています。
でも直前の写真があれば確かな証拠になり、申請もスムーズにできます。
100均の自撮り棒を買って、屋根の写真を撮ろう
強風対策工事は間に合いませんが、屋根の写真を撮るのはまだ間に合います。
万が一の被災に備え、100均で自撮り棒を購入して明日の明るいうちに屋根の写真を撮りましょう。
- 創業75年、屋根専門石川商店の三代目。石川弘樹(いしかわひろき)です。
- 【資格】
- 1級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技士、全日本瓦工事業連盟認定 瓦屋根診断士、全日本瓦工事業連盟認定 耐震化講師、東京都瓦工事職能組合 震災対策委員長、耐震プランナー、増改築相談員、古民家鑑定士、ホームインスペクター(住宅診断士)、ジュニアリフォームソムリエ、リフォームスタイリスト1級、リフォーム提案士、ライフスタイルプランナー
- 【趣味】
- ワンピース(マンガ)
- 【目標】
- 屋根屋のイメージ向上、瓦割り世界大会初代チャンピオン
- 【ブーム】
- 筋トレ
- 【困り事】
- やっぱり腰が痛い。近くの良い鍼灸院おしえてほしい