石川商店

台風後は要注意。飛んだ屋根を襲うブルーシート商法。ゴゴスマ・とくダネ・羽鳥慎一モーニングショーでも注意呼びかけ。

過去最強クラスのかぜ台風15号が関東を直撃。

先日の台風15号は関東地方に記録的な暴風をもたらしました。

関東各地で統計上の最高記録を更新したそうです。

暴風のせいで関東一円では建物や交通に被害や影響が出ました。

近所でも隅に寄せてあったり結びつけてあった植木の紐が切れて転んだりしていました。

またフェンスが曲がって落ちていたり、木が倒れているところもありました。

庇が曲がったり、屋根の瓦がずれたというご連絡も多くいただいています。

屋根が飛んだらブルーシート。

瓦が数枚落ちた程度など屋根自体の被害が小さければ、そもそも屋根には防水シートがあるので多少の雨ならすぐには雨漏りしません。

しかし、屋根の施工・補修から年月が経過している場合には防水シートの機能も低下しています。

また、屋根に穴が開いて木材がむき出しになっていたり、空が見える状態の場合、できるだけ早く応急処置をする必要があります。

簡単で安く手っ取り早く本格的な修理までの間ご自宅を守る方法はブルーシートを屋根にかけることです。

シートの質はさまざまですがとにかく雨ざらしにしないという点でどんなシートであれ効果は絶大です。

ただ今回のように台風等での被害が大きいとあちらこちらで屋根の修理が必要になります。

そのためなかなか修理業者が見つからず、ご自身でブルーシートなどの応急処置をしなければならない状況も出てきていると思います。
屋根にブルーシートをかけるなどの作業は高所のため危険が伴います。
また、風や雨に晒され木材が傷んだり折れていることもあり、より危険度が高まっています。

二次被害に十分気をつけて作業しましょう。

今回被害の大きかった房総半島南部地域はもともと全国的にみても風の強い地域なのでブルーシートが飛ばされないようにしっかり上に重しを乗せるなどしましょう。

TBSゴゴスマなどテレビでも注意を呼びかけ。災害時に多発するブルーシート商法。

今回のような災害時には多くの業者が手が回らない状況に陥ります。

これに対し、被災者としては屋根の状態が経年劣化や飛来物による破損などに比べるとはるかにひどいためすぐにでも直したい心境になります。

もともと屋根は点検商法など詐欺の標的になっていますが、今回のような災害の後は悪徳詐欺業者にとってみればまさに好機なのです。

こういう災害時に現れるのが「ブルーシート商法」です。

 

ブルーシート商法とは、応急処置として屋根にブルーシートをかけて帰り、後日その作業代として高額の修理代金を請求したり、高額の契約を迫る方法をいいます。

 

その態様としては

 

・応急処置のブルーシートをかける作業は無料でも、過分に高額な修理契約を結ばせるというケース

・高額な修理契約を断った場合に高額の応急処置代を請求するケース

・そもそものブルーシートをかける作業をしたこと自体を後日修理工事をしたとして高額の作業代を請求するケース

・修理工事を依頼して工事内容に見合った修理代金を支払って作業してもらったが、あとで確認すると簡単な養生をしただけなど工事内容が金額に見合わず、修理もできていないというケース

 

などがあります。

 

今日のTBS「ゴゴスマ」でもこのうちの一番上のケースについて紹介していました。

 

※追記

フジテレビ「とくダネ!」やテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でも台風15号後のブルーシート商法の詐欺被害について放送していました。

こちらはブルーシートの養生で18万円だったそうです。

もちろんブルーシートの養生作業でも屋根全体をしっかり覆うなどその内容や範囲、作業人工(にんく)によっては10万円を超えるということもありえます。

しかし、ちゃんとした修理工事を依頼してその修理費用として18万円を支払っているのに、その作業内容が屋根の一部分に養生テープでブルーシートを貼っただけだったというのは酷い話です。

 

ゴゴスマではこのブルーシート商法の他にも詐欺まがいの手口として

・1日に何度も訪問して契約を迫るケース

・早く工事をしないと大変なことになると不安をあおるケース

・工事内容をあまり説明せずに工事して高額な請求をするケース

・薄いビニールをテープで貼り付けただけで高額な請求をするケース

なども紹介していました。

石川商店でも以前「鬼瓦が落ちそうで危ないと指摘されてその業者に修理してもらったんだけどちゃんと直っているか心配なので見てほしい」と相談されたケースがありましたが、このときはガムテープで止めてあっただけでした。

これだけの作業でもちゃんと修理したのと変わらない代金を請求されたそうです。

 

さらに市役所などの公的機関や公的団体を語るケースもあり、実際今回の台風15号の後、袖ケ浦市や市原市で「市の要請で無料で修理を行っている」、市役所職員を名乗り「屋根の点検に伺います」などという不審な訪問や電話がかかってきたと報告があるそうです。

典型的な公的機関を名乗った点検商法の疑いが強いです。

いずれの市役所もホームページで注意喚起しています。

既に台風被害を受けてしまった今、詐欺に遭わないためにできることとは。

日常的に屋根を点検したり、近所の屋根屋さんを調べておくなどして、台風被害を受ける前に信頼できる業者を探しておくことが理想です。

しかし、既に台風被害を受けてしまった今はいかに怪しい業者を避けるかが重要です。

 

まずはとにかく怪しい業者を屋根に上げないようにしましょう。

怪しい業者にありがちなパターンは以下の通りです。

 

・こちらから頼んでもいないのに訪問してきた

・無料で点検すると言う

・隣をやったついでに見てあげると言ってくる(ただ本当に被害の大きい災害の場合心からの善意の場合もあり得ます)

・今なら道具があるから安くできると言う

・今すぐやらないと大変なことになると不安をあおる

・とにかく屋根に上がろうとする、勝手上がる

・役所や大企業から依頼されていると言う

・役所や大企業の人だとかたる

 

次に、とりあえずは信頼できそうと思って点検や修理を依頼しようとする場合でも以下の場合は注意しましょう。

 

・今すぐ契約してくれたら安くすると言う

・何がなんでもその場で契約させようとする

・こちらの要望を一切聞かない

・屋根の状態や工事内容を細かく説明しない

・勝手に工事に着手する、しようとする

 

そしてできれば契約をする前に

すぐに一人で判断せず、家族で相談する

複数の業者から工事方法を提案してもらったり、見積もりを出してもらう

ことをしましょう。

 

ご自宅の被害が大きく、なかなか業者が見つからない中、猶予や選択肢はないかもしれませんが、詐欺には用心しましょう。

 

 

屋根のご相談はこちらから。


会社周辺を徘徊いや探索してます。

Jun

【目標】今年はダイエットするなんて言わない
【趣味】バラ栽培
【最近】半分でも名月。
【一言】掃除は台風の後。

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com

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