石川商店

【訪問販売】悪質リフォーム営業がよく使う手口「棟板金の浮き」とは?(コロニアル編)

「近くでリフォーム工事をやっているのですが、お宅の屋根の板金が浮き上がって危ないですよ」「釘を何本か打てば直せますよ」といった訪問販売のリフォーム営業が訪ねてきたことはありませんか?

以前からご相談やお問い合わせをいただくことの多い、悪質リフォーム営業による屋根の指摘のひとつが「棟板金の浮き」なのですが、ではこの「棟板金の浮き」ってどのような現象なのでしょうか?そして、本当に「釘を打てば直る」ものなのでしょうか?

今回はこの「棟板金の浮き」について、ご紹介したいと思います。

 

☑そもそも「棟板金」てなに?

「棟板金」とは、一般的に「カラーベスト」「コロニアル」と呼ばれるスレート屋根材の棟部分おいて棟部分(本棟・隅棟)に使用される板金のことです。

 

なお隅棟においては「棟コーナー仕様」という納め方もあります。(差し棟仕様とも言われます)

 

☑棟板金の浮きってどんな状態なのか?

では「棟板金の浮き」って、いったいどんな状態なのでしょうか?

まずは写真をご覧ください。

これら「棟板金の浮き」の原因は、棟板金の下地に施工されている笠木(材木)の経年劣化による腐食が主な原因で、放置しておくと台風などの強風により板金が飛散してしまうこともあるのです。

 

ご覧いただいた写真のように、明らかに板金が捲れあがっていたりしていたのであれば修理は必要です。

しかし悪質リフォーム営業がよく使う「棟板金の浮き」は、ほとんど異常がないにも関わらず声を掛けてくるのです。

「近くで工事をやっているのですが...」

「板金の釘が浮いているから直しますよ...」

なんて声をかけてくる業者さんには特に注意が必要なのです。

 

【屋根修理】コロニアル屋根の棟板金交換の模様はコチラから!

 

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 屋根専門75年 石川商店
  林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】旅行、F1チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】マクラーレン・ホンダ2016年支給品Tシャツをゲット!
【出身地】鳥取県米子市

 屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com

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