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スレート屋根で、カバー工法がむかない家、葺き替えや部分補修がよい家
※この記事は、2017年5月に書いた記事の最新版です。
(過去記事は、こちら)
■【屋根工事】ガルバリウム鋼板でのカバー工法を考える | 石川商店
「 カラーベスト 」 「 コロニアル 」 に代表される、スレート、スレート屋根、スレート瓦とよばれる、スレート系の屋根材。
ここ数年は、アスベストが含まれないスレート屋根材に、築15年くらいでのひび割れなどが多発しています。
そのため、「 ニチハ・パミール 」 「 松下電工・レサス 」 「 クボタ・コロニアル 」 などにおける、リフォーム工事のひとつとして、ガルバリウム鋼板を使ったカバー工法(重ね葺き)が流行っています。
なかでも、リフォーム業者さんや工務店さんや、塗装屋さんや板金屋さんなどは、特に、ガルバリウム鋼板でのカバー工法をおすすめしがちです。
一方、ぼくたち石川商店では、カバー工法よりも、葺き替えや部分補修を、おすすめすることが多いです。
なんでもかんでも、カバー工法がよいとか、安いとは思っていなく、時と場合によっては、葺き替えや部分補修が、適切なことがあると思っているからです。
どんな家、どんな屋根が、カバー工法をにむかないのか、つまりは、葺き替えや部分補修がむいている家かを、わかりやすく解説し、スレート瓦の家の屋根のリフォームやメンテナンスで、失敗しないための道しるべになればと思います。
カバー工法がむかない家
ここからは、カバー工法にむかない家、つまり、葺き替えや部分補修がむいている家を紹介していきます。
あわせてその家は、カバー工法以外の葺き替えや部分補修の具体的な方法についても、お話しします。
雨漏りしている家
雨漏りしている家では、カバー工法はおすすめしていません。
カバー工法で、雨漏りは止まるかもしれませんが、万が一、カバー工法の防水に問題があった場合に、また同じ箇所から雨漏りする可能性があるからです。
また、雨漏りにより劣化した屋根の下地の木材に、カバーする新しい屋根材を固定することになるので、屋根材の固定用の釘やビスを保持する強度が確保できるか定かではなく、最悪の場合、新しい屋根材が強風で飛んでしまう可能性もあるでしょう。
■雨漏りが原因で、下地が腐り、屋根材が飛散した事例
なので、雨漏りしている家は、葺き替え工事で、雨漏りしている場所を特定しつつ、その部分の屋根の下地の補強をしっかりと行いましょう。
■
屋根裏が、結露している家
屋根裏が結露している家では、カバー工法はおすすめしていません。
カバー工法では、結露が直らないからです。
屋根裏結露の原因として、
換気不足
断熱材が、屋根下地に密着している
ことが、多いです。
なので、屋根裏が結露している家は、棟交換工事をしつつ、「 棟換気 」 を設置し、少なくとも屋根裏を換気できるようにしましょう。
■棟交換工事で、棟換気を設置
断熱材が密着しているなどの結露は、棟換気を設置しても、あくまでも発生した結露をやわらげる受動的な対策なので、原因の除去はできていないので、結露自体が止まるわけではありません。
根本的な原因究明と、対策が別途必要なこともあります。
ニチハ「 パミール 」 が屋根に使われている家
ニチハ「 パミール 」 が屋根に使われている家は、カバー工法はおすすめしません。
いわゆるパミール現象、屋根材の表面のはがれや、釘のサビの原因は、アスベストが使われていないことと、屋根材の間で結露が発生していること、の2つです。
■パミール 結露 釘のサビ
カバー工法をしたとしても、理論上、結露はとまりません。
屋根の下地の木材は、雨漏りと同じく、結露でも傷み、腐ります。しっかりとメッキされた釘も、パミールの結露では、サビてしまいます。
■釘のサビ 他の釘のサビ
カバー工法で、新しく固定した屋根材の下地は傷みつづけ、固定した釘自体もサビてしまうとなると、いずれ強風で飛んでしまう可能性が高くなるのは、あきらかです。
なので、ニチハ「 パミール 」 が屋根に使われている家は、葺き替え工事で、結露の原因物質であるパミールをを取り除き、屋根の下地の健康状態を保ちましょう。
■パミールを撤去して、葺き替え
築30年前後の家
築30年前後のスレート屋根、スレート瓦の家は、カバー工法をおすすめしていません。
築30年経過したスレート屋根の多くは、屋根の防水シートが劣化した影響で、屋根の下地の木材が傷み、屋根材を固定している釘の保持力が弱くなっていることが多いからです。
■屋根の下地の木材の劣化
なので、築30年前後の家は、葺き替え工事で、屋根の下地の木材を補強し、屋根材の固定釘の保持力を高めましょう。
■屋根の下地の補強を、葺き替え工事で
屋根下地の補強をするカバー工法は「 結露 」 でNG
古いスレート屋根材をはがさずにその上から、屋根下地の木材「 構造用合板 」 「 ベニヤ 」 を貼って、補強をしている事例を他社さんで拝見することがあります。
下地の強度が上がるのは間違いないのですが、古い屋根材と木材との間で結露するので、結露で新しい下地が劣化すれば、結果的に強度が下がる可能性があるからです。
■野地板増し貼りカバー工法は、結露するのでNG
天窓(トップライト)や煙突がある家
天窓(トップライト)や、暖炉の煙突が屋根にある家は、カバー工法をおすすめしません。
天窓や煙突まわりは、屋根にとっては雨漏りしやすい急所で、その修理をするためには、天窓や煙突の周囲1m弱くらいの屋根材をはがす必要があり、カバー工法して屋根が2重になっていると、労力が2倍になり、メンテナンス性が悪くなるからです。
また天窓は、防波堤と同じで、枠の高さが防水性の高さにもなっていて、カバー工法のやり方によっては、天窓の枠の高さが相対的に低くなることもあり、そうなると防水性も低くなるからです。
なので、天窓(トップライト)や煙突がある家は、葺き替え工事で、天窓や煙突まわりの防水もしっかりと新しくしましょう。
■天窓交換、防水を、葺き替え工事で
なおカバー工法を行うときに、事前工事として、天窓や煙突まわりの防水処理を行ったり、天窓を交換する場合は、そこまで気にしなくてもよいかもしれません。
ちょっとした変化に、気付きやすいヒトがいる家
ご家族の中に、ちょっとした変化に気付きやすいヒトがいる家は、カバー工法をおすすめしません。
ガルバリウム鋼板などの、金属や板金でのカバー工法の場合、裏面に断熱材付きのガルバにしろ、表面に天然石のチップ付きのガルバにしろ、スレート屋根から金属系の屋根材に変わると、雨音が気になるヒトには気になるからです。
■天然石のチップ付きのガルバリウム鋼板でのカバー工法
また雨音が気になる場合や、ガルバよりも費用が安い、アスファルトシングルでのカバー工法を選んだ場合、表面の天然石のチップが、パラパラとベランダや玄関先に落ちてくるからです。
■アスファルトシングルでのカバー工法
なので、ちょっとした変化に気付きやすいヒトがいる家は、葺き替え工事で、スレート系屋根材の「 コロニアルグラッサ 」 を選択しましょう。
ただし下記で細かく説明していますが、「 強風施工 」 をおすすめします。
■コロニアルグラッサ 強風施工
心配性なヒトがいる家
心配性なヒトがいる家は、カバー工法をおすすめしません。
ガルバリウム鋼板やアスファルトシングルは、とても軽い屋根材のため、スレート屋根にカバー工法をしたとしても、耐震性の基準が「 重い屋根である瓦 」 よりは軽いので、今の家の骨組みでも、耐震性の設計値としては問題ありません。
とはいえ、重量が増えるのは間違いなく、耐震性が少し悪くなるのも間違いないからです。
なので、心配性なヒトがいる家は、葺き替え工事で、重量の軽い金属屋根材を選択しましょう。
■金属屋根材で、葺き替え
安心を買う派のヒトがいる家
安心を買う派の家には、カバー工法をおすすめしません。
カバー工法は、根本的な問題をしっかりと今解決できず、問題が先送りになるからです。
なので、安心を買う派のヒトがいる家は、葺き替え工事で、ひび割れのない「 アスファルトシングル屋根材 」 を選択し、且つ、築年数によっては、屋根下地の補強をしっかりしましょう。
■アスファルトシングル屋根材で、葺き替え
なお安心を買う派のヒトがいる家は、カバー工法がむいているとも言えます。
むいている点は、後ほどお話しします。
自分の代で、負の遺産を処理したい家
自分の代で負の遺産を処理したい家は、カバー工法をおすすめしません。
カバー工法は、ゴミとなる古い屋根材をはがさないので、そのゴミ処理費は、子ども世代が負担することになるからです。
なので、自分の代で負の遺産を処理したい家は、葺き替え工事で、古い屋根材を撤去しましょう。
■古い屋根材を撤去して、葺き替え
築25年未満で、子どもの代(築60年くらい)まで住む家
築25年未満で、子どもの代(築60年くらい)まで住む家は、カバー工法をおすすめしません。
屋根の防水の寿命の目安は30年なので、防水が実質新品になるカバー工法は、現時点では過剰だからです。
なので、築25年未満で、子どもの代(築60年くらい)まで住む家は、築30年、少なくとも25年近くまではひび割れ補修や、棟交換工事などの部分補修で保たせ、時期が来たら、葺き替え工事をしましょう。
■ひび割れ補修
■棟交換工事
■ひび割れ補修や、棟交換工事のくわしい説明は、こちらの記事で確認できます。
築20年前後で、あと15年くらいで使わなくなる家
築20年前後であと15年くらいで使わなくなる家は、カバー工法をおすすめしません。
築20年前後だと、スレート屋根、スレート瓦にアスベストが入っている可能性が高く、アスベスト入りのスレートは頑丈のため、屋根材としては不具合がほぼないからです。
なので、築20年前後で、あと15年くらいで使わなくなる家は、ちょっとしたひび割れ補修と、棟交換だけで、あと15年は保つでしょう。
■ひび割れ補修や、棟交換工事のくわしい説明は、こちらの記事で確認できます。
※上のリンク先の記事と同じです。
ここまでをまとめると、
- カバー工法が向かない家、屋根もある
-
- カバー工法が、万能ではない
- 葺き替えや、部分補修がむいている家もある
- それでもカバー工法がよい、というお客さまもいる
ということになります。
カバー工法がむいている家
ここからは、カバー工法にむいている家を紹介していきます。
築15年前後で、安心を買う派のヒトがいる家
先ほどは、安心を買う派のヒトがいる家は、カバー工法をおすすめしないと言いましたが、今回は、カバー工法がむいているヒトもいるという話です。
アスベストが入っていないスレート屋根材も、ひび割れ補修と定期点検と棟交換をしていれば、屋根の防水としては、築30年まで保つのは同じです。
ただアスベストが入っていないスレート屋根材のひび割れ問題が多発しているのは、ここ数年の話であり、実際にあと15年、屋根材が保つというのはあくまでも仮説に過ぎないからです。
なので、その仮説を信じるのが不安で、安心を買いたいというヒトがいる、築15年前後の家は、カバー工法をするのはひび割れして屋根材が落下する予防としては、よいでしょう。
築15年前後で、負の遺産は、子ども世代が支払うと決めた家
築15年前後で、負の遺産は、子どもの代で処理すると決めた家は、カバー工法がむいているでしょう。
アスベストが入っていてもいなくても、古い屋根材をはがす人件費と、ゴミとしての処分費がかかるからです。
なので、負の遺産は子ども世代が支払うと決めた家は、現時点で人件費とゴミ処理費をかけない方法としては、よいでしょう。
いずれの場合も、カバー工法をするなら、雨音は今と変わらないし、費用は安い、アスファルトシングル屋根材でカバー工法をするのがおすすめです。
■アスファルトシングルでのカバー工法
カバー工法にまつわる勘違い
ここでは、カバー工法にまつわる、よくある勘違いについて、お話しします。
塗装できないから、カバー工法しないといけない?
塗装できないから、カバー工法しないといけない、わけではありません。
この勘違いがよくおこる原因は、
・塗装しないと雨漏りする
・塗装しないと、屋根材がボロボロになる
という誤解があるからです。
塗装しないと雨漏りする?
屋根の防水の寿命は、防水シート次第で、一般的に30年くらいと言われおり、塗装してもしなくても防水シートの保ちは変わりません。
なので、屋根の防水性と、屋根の塗装には、因果関係はいっさいありません。
塗装しないと、屋根材がボロボロになる?
塗装すると、屋根材の撥水性はよくなるのは、間違いありません。
ただ屋根材がいくら長持ちしても、屋根の防水の寿命は防水シートの寿命である30年くらいです。なので、屋根材がそれ以上保ったとしても、防水シートを新しくする工事の時に、塗装して長持ちする屋根材もはがして捨てられてしまうので、塗装費用が無駄になってしまいます。
またアスベスト入りのスレート屋根、スレート瓦は頑丈です。なので、塗装せずに30年以上放っておいても、屋根材としての機能を損なう現象を、実際に見たことがありません。
またアスベストが入っていないスレート屋根、スレート瓦は強度が弱く、ひび割れによる屋根材の落下の懸念があります。なので、塗装工事の、高圧洗浄や、塗装作業による踏み割れなどで、反対にひび割れが悪化するので、塗装すること自体があまり望ましくありません。
■くわしくは、こちらの記事で確認できます。
以上をまとめると、
- 塗装できないから、カバー工法しないといけない?
-
- 塗装しなくても、雨漏りしない
- 塗装しなくても、屋根材はボロボロにならない
- 「 塗装できないから、カバー工法しないといけない 」 は不成立
ということになります。
例えるなら、折り畳み傘に、撥水スプレーをかければ、傘はたしかに長持ちしますが、スプレーしなくても、雨に濡れることはないし、なくしたり壊れたりが先に来るのと同じです。
葺き替えより、安い?
カバー工法が、葺き替えより、かならず安くてお得、というわけではありません。
この勘違いがよくおこる原因は、屋根材をはがす人件費+ はがした屋根材の処分費とくらべて、金属屋根材の材料費+ 工事費(材工費用)で、後者、金属屋根材の材料費+ 工事費が上回ることが多いことを知らないからです。
■くわしくは、こちらの記事で確認できます。
カバー工法をすすめられた会社とは別の会社に、葺き替え工事の見積りをお願いすることで、健全な価格の比較ができるでしょう。
ただし、上記のカバー工法がむかない家や屋根に該当しない、という前提です。
葺き替えより、早い?
カバー工法が、葺き替えより、かならず工事期間(工期)が短い、というわけではありません。
この勘違いがよくおこる原因は、屋根材をはがす時間とくらべて、カバー工法の下地調整の時間で、後者、カバー工法の下地調整の時間が上回ることもあることを知らないからです。
石川商店だと、築15年前後で、傾斜がゆるい、シンプルな屋根なら、40坪の葺き替え工事は、1日で終わります。
もちろんカバー工法でも、1日で終わりますが、工期はあまり変わらないということになります。
なので、長引く工事期間による雨漏りの心配なども、ほぼないと考えてもらって大丈夫です。
30坪の家の1日葺き替えの全貌
本当に1日で、屋根を葺き替えられるの? という声が聞こえてきそうなので、実際に弊社で、30坪、屋根面積99m2の家で、2階と1階に屋根が分かれている家での「 1日葺き替え工事 」 に密着してみましょう。
■葺き替え工事前
■屋根材の撤去
ここまでおよそ2時間程度、10時くらい。屋根材の撤去が完了です。
屋根材の撤去が終わったら、清掃をして新しいルーフィングを施工します。
■防水シート「 ルーフィング 」 の施工
ルーフィングが貼り終わったら、新しい屋根材を、屋根の上にあげる「 荷揚げ にあげ 」 をします。
■荷揚げ にあげ ※イメージ写真です。
ここまでの作業がお昼、12:00までに終わっていれば、1日での葺き替えが間に合う、というのが石川商店での目安です。
この家で使った新しい屋根材は、ケイミューの「コロニアルグラッサ」です。
■コロニアルグラッサ
こちらの屋根材は登場してから10年以上経過しておりますが、経年劣化による色褪せが少ないことが実証されており、これまでのカラーベストコロニアルのように、塗装しなくても見た目がほぼ変わらないと言われている屋根材です。
ただこの工事中での踏み割れ、昨今の台風事情を考えると、「 強風施工 」 という、接着剤を屋根材の裏側に充填する工事方法で、強風対策とひび割れ対策をすることを、おすすめしています。
■強風施工
もしくは、踏みわれの全くない「 アスファルトシングル屋根材 」 での、葺き替え工事がよいでしょう。中でも、「 オークリッジスーパー 」 という商品は、風速50m/sの設計強度を、強風施工で得ることができるのでおすすめです。
■オークリッジスーパー
と余談が入りましたが、あとは新しい屋根材を、バンバン施工していきます。
以上で、工事完了。17:30には清掃も終わり、完全撤収となりました。
ご覧のように、屋根の葺き替え工事だけだと、条件次第では、1日で完了できます。
※実際の工事は、足場の設置及び解体で、それぞれ1日づつなので、実質3日です。
まとめ: カバー工法がむいてない家の方が多い
今回の話をまとめると、
- カバー工法がむいてない家の方が多い
-
- カバー工法にむいてない家は、11種類
- カバー工法にむいている家は、2種類
- 葺き替えや、部分補修も検討してみよう
ということになります。
スレート屋根材の修理方法と費用一覧
コロニアルやカラーベストなどのスレート屋根材の修理の方法や金額、価格、費用などの相場感についてのご相談がとても多いです。
工事時期の目安やおすすめの修理方法と費用をまとめました。
時期目安 | 工事内容と費用 (※ 30坪100㎡) |
---|---|
5年おき | ひび割れ補修 1〜3万円 |
築15〜20年 | 棟交換 → てっぺんのフタ交換 10〜30万円 |
築30〜40年 | 葺き替え → 全交換 160万円 (※ 屋根材= シングル) |
※ 年数に関わらず非推奨 | カバー工法 → 上からかぶせる 135〜280万円 |
※ 年数に関わらず非推奨 | 塗装 30〜40万円 |
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- 創業75年、屋根専門石川商店の三代目。石川弘樹(いしかわひろき)です。
- 【継続は力なり】
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- 【資格】
- 1級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技士、全日本瓦工事業連盟認定 瓦屋根診断士、全日本瓦工事業連盟認定 耐震化講師、耐震プランナー、増改築相談員、古民家鑑定士、ホームインスペクター(住宅診断士)、ジュニアリフォームソムリエ、リフォームスタイリスト1級、リフォーム提案士、ライフスタイルプランナー
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- 【ブーム】
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- 【困り事】
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