これから新築住宅を...とご検討中の皆様、戸建住宅の屋根にちょっとお洒落な屋根瓦を使ってみてはいかがでしょうか?
今回は建物のアクセントとして、出窓部分だけではございますが「スペイン瓦」を施工させていただきましたので、その模様をお届けしたいと思います。
スペイン瓦とは...?
今回使用した瓦は、日本三大瓦のひとつ、三州瓦の「山平」さんから販売されております「SL」というS型瓦です。
イタリア・スペインなどヨーロッパの瓦屋根によく用いられる「スペイン瓦(スパニッシュとも言われます)」は、一部の輸入代理店によって本国より輸入されておりますが、ヨーロッパと日本では気候が違いますので輸入したものをそのまま...っていうのもどうかと思うんです。
ところがこのヨーロッパからの輸入瓦を、日本の気候風土にあうようアレンジした国産で唯一、輸入瓦と同じサイズの瓦を製造・販売しているのが、愛知県高浜市にある「山平(やまへい)」さんなのです。
実際の施工の様子はコチラです
まずは施工前の様子をご覧ください。
出窓部分の下地が出来上がっております。
まずはじめに、屋根工事のいちばん重要な工事、下葺き(ルーフィング)です。
弊社で屋根工事を施工するときに最も多く使っているのが田島応用化工の「ライナールーフ」です。大手ハウスメーカーの指定ルーフィング材のベースとなっている最上級のルーフィング材です。
引き続き板金役物や瓦固定用の桟木(瓦桟)などを設置していきます。
瓦を施工する前の下地工事がこれで完了です。
瓦を施工していきます。今回は「スターベージュ」という色を採用しました。
今回は出窓部分のみスペイン瓦を施工します。
瓦の全長は約420mm(働き長さ:約353mm)あるのですが、出窓部分のため1枚の長さよりも短い寸法で仕上げる必要がありますので、瓦の上部をカットして納めます。
瓦の施工が終わり「雨押(あまおさえ)板金」を施工するための下地作りです。南蛮入り漆喰を使って下地を整えます。
瓦の上(壁際)に施工された板金が「雨押板金」です。
雨押板金の端部を加工して施工が完了です。
今回は「出窓部分のアクセント」として、このスペイン瓦を施工させていただきました。
瓦屋根には「日本瓦(J形)」「平板瓦(F形)」「S型」と大きく分類すると3種類の瓦に分かれますが、その中でも今回施工させていただいた「S形」の中でも、ヨーロッパの瓦屋根が再現できるのは「スペイン瓦」と呼ばれる瓦ですが、その中でも日本の気候風土にあわせて国内で唯一輸入瓦と同じサイズの「スペイン瓦」を製造しているのは、三州瓦のメーカー・山平さんだけなのです。
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屋根専門75年 石川商店
林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】旅行、F1チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】マクラーレン・ホンダ2016年支給品Tシャツをゲット!
【出身地】鳥取県米子市
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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