ご挨拶
はじめまして、こんにちは、2014年8月に入社いたしました。福原 健太と申します!よろしくお願いします。
前職は、北海道で約15年間屋根工事の仕事と4年間の介護の仕事を経験させていただきました。現在は北海道の土地を離れ、東京という新天地で北国にはない関東の屋根の魅力と知識を勉強するために移住して参りました。
これからは屋根の魅力を伝える為、現場で事例や北海道の屋根などの別視点からの情報もお伝え出来ればと思っています。
今回は初めての投稿、最近ご相談いただきました 雪止め交換 の様子をお客様に了解を得ましたので、ご紹介させていただきます。
今回のご相談内容
屋根の雪止めが錆びているので、どのように交換したらよいか?と電話にてご相談ありました。
後日、現場に向かい屋根に上がらせていただきました。屋根はトタン瓦で棟には皆様もご存知のテレビのアンテナですね。最近錆びが酷く取り替えたと聞いております。見た目にもわかるかと思いますが、屋根本体にうっすらと茶色くなっている面が確認できます。これは錆びが雨によって流れトタンの表面に付着したものでアンテナ交換しないで放置してしまうとトタンに錆びが侵食し錆びやすくなってしまいます。
現在の屋根は材質がガリバリウム鋼鈑のフッ素塗装と言う良い素材を使用しています。通常のトタンよりは錆びに強いですが、直接の錆びは天敵なのです。
左は新しいステンレスの雪止め 右が既存の雪止、ドブメッキ生地ブラック
既存の雪止めもまだ少量ですが錆びているのが確認できます。このまま放置してしまうと、間違いなく屋根トタンに錆が付着してしまいます。
さて作業を始めましょう!
まずは雪止を取り換える部分の釘を抜いていきます。
既存の雪止を外して新しいステンレスの雪止をステンレスのビスで止めています。
既存の穴が開いたままの状態で吹きつけた雨などが入ってしまう恐れがありますので釘穴にはきちんとコーキングで処理し対応します。
雪止は新品の状態は腕がまっすぐに伸びていますが、このまま取り付けますと羽根の部分が屋根から浮いた状態になってしまうので若干腕を曲げることで屋根にしっかりと落ち着きます。
今回は既存の雪止を取り換える工事でしたが、各業者様によっては材料の2段目3段目に千鳥で取り付けることが多く見受けられますが、この屋根に関しては屋根の流れも短く、今までの雪で困ったことは無いとの事でしたので取り換えのみとさせて頂きました。
【リフォームデータ】
◆依頼内容:雪止め交換
◆雪止め追加設置 2000円~/m (取替え工事・足場別途必要)
◆施工期間:半日
◆商品仕様:D-332 メタル加工富士型(SUS304)
屋根に積もる雪の重みってどのくらい??
積雪荷重 積雪1cm 1㎡=2kg位
30cm 1㎡=60kg位 が目安
※地域よって濡れ雪や粉雪と誤差があります。
北海道では積雪1m以上積もってしまいます。この時期は屋根の雪下ろし依頼もあるんですよ。関東では多くて5cmくらいでしょうか?もし、屋根からの落雪は1㎡で10kgの荷重が車や歩行者に当たり大きな事故にもなりかねません、雪止めの錆びも早期に発見することも大事ですが、今一度ご自宅の屋根の状態や雪止め金具を点検してみてはいかがでしょうか?お気軽にご相談をお待ちしております。
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屋根専門60年 石川商店
福原 健太(ふくはら けんた)です
【趣味】 海釣り・観光・外食
【特技】 板金加工・方言
【好きな言葉】 作れない物はない
【出身地】 北海道
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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