こんにちは、石川商店の林洋道です。
もう関西が梅雨入りしたそうですね。関東や都心も雨模様が増えてまいりました。
そんな中、「雨季の前に雨樋掃除してほしい」とお客様よりご依頼がございましたので、その模様をご報告させていただきます。
(この記事は2015/4/6に投稿されたものを再編集したものです)
雨樋が詰まって雑草が生えてしまった
今回は「雨樋から雑草が生えている」というご相談内容、早速現状を拝見させてもらいます。
雑草が根付いておりました。以前より気にはなっていたそうですが、そうこうする間にここまで育ってしまい「いよいよ何とかしたい」という思いでご連絡をいただきました。
雨樋は、屋根から落ちてくる雨水をスムーズに地面へ流す役割があるのですが、同時に雨水は屋根の上に溜まっていた埃や砂なども一緒に雨樋の中に流しているのです。
雨が降るたび埃や砂は雨樋に流され、そのときに地面まで流しきれなかった埃や砂はそのまま雨樋の中に残ります。
そして、季節の移り変わる時期には枯葉などが雨樋に入りこみ、長い年月これが繰り返された結果、このように雑草が根付いたりしてしまうのです。
今回は「雨樋の雑草を除去してほしい」というご要望でしたので、早速作業に取り掛かりました。
時間にしておよそ20分、雨樋の中の異物を除去しました。
「落ち葉除けネット」は詰まり予防にならない場合がある
このような雨樋の詰まりをなくす事を目的に「落ち葉除けネット」という部材がございます。このネットを雨樋に取り付けることによって、枯れ葉を入りにくくし雨水の水路を確保することができるというのですが...。
(※落ち葉除けネット 設置イメージ 弊社の模擬屋根にて)
この枯れ葉除けネット、実際は枯れ葉の侵入は防げたとしても、埃や砂の侵入までは防ぐことはできません。
以前「雨樋の工事事例まとめ」として、雨樋の清掃の模様を投稿させていただきましたが、落ち葉除けネットが付いていたにもかかわらず、雨樋には大量の枯葉や土が詰まっていて、タンポポまで咲いていました。
【清掃前】
【清掃後】
草が生えるほど雨樋が詰まったら屋根屋がオススメ
ご自宅の周辺に屋根より高い木がある場合、その方角の雨樋は、今回お伺いしたお客様と同じように、雨樋の中に枯葉や土・コケなどが想像以上に溜まっている場合があります。
このような状態で大雨が降ると、雨樋の排水能力は低下し、酷い場合は雨水が雨樋から溢れて滝のように落ちてくることもございます。
そうすると、騒音トラブルだけでなく壁の汚れなど目に見えてのトラブルまで発生するので、梅雨の憂鬱な気分がさらに落ち込んでしまいます。
この時、「誰に頼めばいいの?」といったお悩みもありますよね。
まず、雨樋のお掃除は「屋根屋さん」がオススメです。「瓦屋さん」でも構いません。
なぜか、と言いますと、高所の作業に慣れているのでハシゴさえあればお掃除できてしまうのです。業者さんの中には、「足場を掛けないと掃除できない」という方もいらっしゃいます。※広範囲の雨樋修理の場合は足場が必要です。
これから迎える梅雨シーズン、台風シーズンの前に、一度雨樋も点検されてはいかがでしょうか?
もちろん弊社でも雨樋のお掃除承っております。お気軽にご相談くださいませ。
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屋根専門75年 石川商店
林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】旅行、F1チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】ゴールデンウィークどこへ行こうか考え中...
【出身地】鳥取県米子市
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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