【リフォーム 屋根工事編】パミール葺き替え工事の様子はこちらから!

今すぐのご相談はこちらから

お問い合わせはこちら

ニチハの製造した屋根材「パミール」は塗装工事の出来ない屋根材です。なぜ塗装工事が「できないのでしょうか?それは屋根材表面の剥離が発生しているため、高圧洗浄をしてしまうと表面がボロボロになったり、酷い場合は屋根材が脱落していたりと、とにかく問題の多い屋根材だからです。

こんにちは、石川商店の林洋道です。今回はニチハ・パミールでお困りのお客様からのご依頼で、屋根の葺き替え工事を施工させていただきましたので、その模様を皆様にご紹介したいと思います。


☑築15年のニチハ・パミール

IMG_2316

こちらが築15年経過したニチハ・パミールです。

IMG_6239

パミールによく見られるミルフィーユ状の剥離(層間剥離)も確認できます。


☑パミールを剥がしてみると...

IMG_2334

こちらもパミールによく見られる症状の「表面剥離」です。すでに屋根材のズレがご覧になれると思います。

IMG_2319

屋根材がズレ落ちてきています。屋根材に無償支給されている「ラスパート釘」が錆びたことにより屋根材の脱落が発生しているのですが...

IMG_2346

実際に屋根材を剥がしてみますと、これもパミールだけに発生している釘の錆です。

しかし、これは釘が悪いワケではないのです。


☑屋根材以外の場所で使われているラスパート釘は...

IMG_2351

写真に写っている板金は「捨谷(すてだに)」といいまして壁際(降り壁部分)には必ず取り付けられる板金です。

この板金を固定している釘は、屋根材を留め付けている釘と全く同じラスパート釘で固定されているのですが、こちらは全く錆が発生していないのです。

IMG_2350

しかし、屋根材を固定している釘は写真のように錆が発生しているのです。

これは屋根材の形状によるものが原因で、錆が発生してしまうと考えられます。

IMG_2222

こちらはつい先日、やはりパミールからコロニアルグラッサへと葺き替え工事をした時に撮影した写真です。屋根材を剥がすとご覧のように結露が発生しているのです。この結露が原因で、ラスパート釘が錆びてしまうのです。


☑パミールからコロニアルグラッサへ...

IMG_2380

 

IMG_2387

今回新しく施行させていただく屋根材は、ケイミューから発売されていますコロニアルグラッサです。色はグラッサウェザードグリーンという、鮮やかなグリーンが特徴的な屋根材です。

なお新しいルーフィング材(下葺き材)は、田島応用化工から発売されている「NEWライナールーフィング」を使用しております。改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。

IMG_2477

IMG_2480

ちなみにこのコロニアルグラッサ、無機系塗膜「グラッサコート」が採用されていますので、施工後10年以上経過しても、施工時の色褪せがほとんどなく、光沢も保持されます。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 屋根専門60年 石川商店
  林 洋道(はやし ひろみち)です林顔2
【趣味】旅行、F1チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】マクラーレン・ホンダ2015年支給品Tシャツをゲット!
【出身地】鳥取県米子市

 屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

この投稿は役に立ちましたか? 役に立った 役に立たなかった 2 人中 2 人がこの 投稿 は役に立ったと言っています。

石川商店からのお願い

記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。

また、もしもっと知りたいこと、分かりづらかったことなどあれば下のコメント欄にご意見いただければと思います。

日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えするために、ご参考にさせて頂きます。

お客様からのコメント

よりお客様のお困りごとに応えられるようコメント欄を開放しました。
質問や感想やご意見をお待ちしております!

コメントはこちらへおねがいします。

オススメ記事

この記事を読んだ人にオススメの記事