ご自宅の屋根材にニチハのパミールが使われていた。しかし実際の屋根材を確認すると別のメーカーの屋根材だった…。パミールじゃなくて良かったと思いきや、実は意外な落とし穴が潜んでいることもあるのです。
こんにちは、石川商店の林洋道です。今回はザルフグラッサからコロニアルグラッサへの葺き替え工事の模様を皆様にご報告したいと思います
- 【屋根工事内容-リフォームデータ-】
工事内容:葺き替え
場 所:埼玉県さいたま市
金 額:約60万円(119㎡)
工 期:5日(足場別途)
他 工 事:外壁塗装
割れが多数。ニチハ・パミールだとの指摘が…
今回はさいたま市にお住まいのお客様。業者さんに屋根点検をしてもらったところ、屋根材の割れが多数発覚。「ニチハ・パミール」との指摘を受けたそうです。
弊社にご相談頂き、現地調査に伺ったところ…
確かに、割れがあちこちに見られ、雨どいにも屋根材の欠片が落ちています。
これはパミールではなく…?
初めに点検した業者様からお客様への報告書には、屋根材はパミールだと記載があったそう。
しかし、特徴を見ていくと……
【パミールの特徴】
・葺いた見た目が、横に真っ直ぐストレート
・築10年程度水玉模様の剥げ・表面の剥離等が発生し、ひどければ基材まで見える状態になっている
・結露が発生しやすく、屋根材が脱落している場合がある
【ザルフグラッサの特徴】
・葺いた見た目が、横のラインが凸凹としていて、表面に木目のような模様がある
・築10年程度でヒビ割れ、欠片の脱落等が発生
・クボタ製品には珍しく「層間剥離」が起こる
詳しくはこちらから
改めて今回の屋根材を見てみましょう
不具合が多発しており、塗装もできないという点は同じですが、見た目から明らかに「ザルフグラッサ」の特徴が見て取れます。
ザルフグラッサからコロニアルグラッサへ
事前に業者からカバー工法の見積りが出されていましたが、今回ケイミュー(元・クボタ)が本体の材料費を負担するとの事。
また、築年数も2,30年経過しているわけではない為、「コロニアルグラッサ」へ葺き替え工事となりました。
使用した下葺きは、同じくケイミューの下葺き材「アレスガード」
裏面が全面粘着層になっている改質アスファルトルーフィング。高い防水性を誇り、水が入りやすい低勾配の屋根や雪が積もる地域でも安心です。
新しい屋根材はケイミューの「コロニアルグラッサ」
紫外線に強い無機系塗膜「グラッサコート」と、ガラスと同じ性質を持つ釉薬が施された「無機彩石層」によって、色合いや光沢が長期間保たれます。また、重さや荷重に対しても強い耐性を持つ為、丈夫で長持ちです。
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屋根専門60年 石川商店
林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】旅行、F1チームのウェア集め、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】マクラーレン・ホンダ2015年支給品Tシャツをゲット!
【出身地】鳥取県米子市
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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