カバー工法より葺き替えを
通常10年前後で屋根材に不具合が発生することはありません。こちらのお宅に使用されていたニチハのパミールという屋根材は、アスベストが禁止になった直後の1996年~2008年にかけて製造販売された屋根材で、当時はアスベストと同等の強度を持つスレート屋根材がなかったため、予期せぬ不具合が発生した屋根材なのです。塗装をしても2~3年後には剥離が発生するこの屋根材、最適な改修工事は「葺き替え工事」なのです。
工事の手順
工事前の状態
工事前の屋根材の状態です。
ご覧のように、屋根材表面の剥離が発生しています。
1、古い屋根材を剥がす
屋根材の撤去が完了しました。新築時に施工されたルーフィング材(防水シート)がむき出しになった状態です。
2、新しい防水シートを貼る
新しい防水シート(ルーフィング材)の施工が完了しました。新しいルーフィング材は、既存ルーフィング材の上から重ねて施工します。(剥がす必要はありません)
この後新しいスレート屋根材を施工していきます。今回施工する屋根材は「コロニアルクァッド」です。
3、新しい屋根材を施工
施工完了後の全景です。
既存屋根材の撤去から新しい屋根材を施工する今回の葺き替え工事は1日で完了致しました。
屋根専門75年 石川商店
林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】鉄道写真、旅行、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】鉄道の写真撮影に目覚めたかも...
【出身地】鳥取県米子市
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com