依頼地域の一元管理
大なり小なり、地域をまとめて動いていたのですが、取引先の担当ごとで、バラバラに動いていた部分もあったので一元管理し、さらに効率よく対応していきます。
ドローンを使った点検、見積りの効率化
点検、調査、撮影、見積り、火災保険の申請に関しては、人が屋根に上がって計測するより、ドローンを有効利用することで大幅に業務効率が上がります。
2019年の石川商店は、屋根の調査でもっと積極的にドローンを飛ばしていきます。
また屋根の調査だけでなく、大規模災害など有事の際に、ドローンを使っての人命救助や被害調査などに関して、地元の荏原警察署と協定を結びました。
自治体とも力を合わせることで、より早い対応ができるようになるかもしれませんね。
応急処置資材備蓄、作業のマニュアル化、予防策の周知
屋根に何らかの損傷があり、雨漏りする危険性がある場合、当然ですがドローンでは応急処置はできませんよね。
その時のために、応急処置用のブルーシートの事前確保と、応急処置をマニュアル化をしました。
応急処置用のブルーシートを購入して備蓄
石川商店では、毎月月初に購入することにしました。
【ブルーシートロール】
厚さ #3000
900mm X 100m 7430円
1800mm X 50m 8345円
の各1本ずつをアマゾンで購入しています。合わせて16000円くらいです。
同じモノを購入したい方のために、こちらにアマゾンの商品リンクをつけておきます。
900mm X 100m
1800mm X 50m
各1本ずつでも計算上、1ヶ月で10〜20棟分の一軒家の屋根の応急処置ができる量を備蓄していくことになります。
応急処置のマニュアル化
応急処置は今回、都度現場対応していた部分もあったので、今回得た知見を元にマニュアル化しました。
・スレートや金属屋根材の棟板金飛散は、ルーフィング、もしくはブルーシートを木材に固定
・瓦屋根の棟瓦のくずれ、飛散は、乾式棟ロールで接着、もしくはブルーシートを木材に固定
・広範囲の場合は、ルーフィング、もしくはブルーシートを木材に固定
予防メンテナンスの大切さの周知
雨漏りや屋根材の飛散など、なにか実害があってから対応しているのが現実です。
ただ予防的にメンテナンスをしておけば、ここまでの被害にはならなかったかもしれません。
お客さまの安心のために、屋根の予防メンテナンスの大切さを、より一層お伝えしていきたいと思います。
各屋根材の強風対策施工を見積りとして必須化
台風以後のすべての見積りで『 強風施工 』を必須化としました。
・コロニアルなら、全面コーキング併用
・シングル、板金なら、釘打ち増量(シングルの全面セメント付けは標準施工です)
・瓦なら、全数釘打ちガイドライン工法
という具合です。
詳しくはこちらの記事で確認できます。
対応マニュアルを一緒に作りませんか?
釈迦に説法かもしれませんし、もっと良い方法あるよ〜、こんなこともやってるよ〜、という方は、どしどしアドバイスをお願い致します。
一緒に屋根屋の災害時対応マニュアルを良いものにしていきましょう。
ご意見、ご感想はこちらからお願い致します。
- 創業75年、屋根専門石川商店の三代目。石川弘樹(いしかわひろき)です。
- 【肩書】
- 日本屋根ドローン協会代表理事、東京都瓦工事職能組合 震災対策委員長
- 【資格】
- 1級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技士、全日本瓦工事業連盟認定 瓦屋根診断士、全日本瓦工事業連盟認定 耐震化講師、耐震プランナー、増改築相談員、古民家鑑定士、ホームインスペクター(住宅診断士)、ジュニアリフォームソムリエ、リフォームスタイリスト1級、リフォーム提案士、ライフスタイルプランナー
- 【趣味】
- ワンピース(マンガ)
- 【目標】
- 瓦割り世界大会初代チャンピオン
- 【ブーム】
- ウェイトトレーニングはじめた
- 【困り事】
- 20年前の半分の重さでショック