屋根裏がゴソゴソと何かの走る音が聞こえて「ネズミ？」と見えない相手と音に悩まされているというお宅は結構都内でもあります。
今回のお問合せは、「天井からドタドタとハクビシンがうるさく家が傷むのも心配、どうしたらいいでしょうか」というご相談でした。
天井裏でドタバタと動物のいる気配や悪臭は？
ハクビシンは、外来種とされていて農作物被害や家に住み着いて糞尿被害などが近年多く報告されています。
私も長っぽそい動物が電線をタタタッと走り去るのをみたことがありますが、まさにそれがハクビシン！
夜行性で、木登りが得意。
庭の果実や野菜などをみつけて食べたりするそうで、写真を見ると鼻筋が白くとっても愛らしいフェイス。
が、しかーし！
床下や屋根裏に住み着き足音による騒音や、糞尿で悪臭や天井に染みができたり寄生虫など生活環境にとても心配が多い野生動物なのです。
「いるなっ」と気配を感じたときどうしたらいいのでしょうか。
Wanted
駆除対策をしているか、まずは市町村で相談を！
ちょっとやそっとで覗き見ることのできない屋根に住むハクビシンをどうおっぱらうのか。
さらに、ハクビシンのように野生鳥獣は獣保護法によって安易に駆除や捕獲することができないそうです。
ではどうしたらいいのか？
多くの自治体には『環境課』的な部署があるとおもいますので、そこへ相談に行き、市町村が契約する専門業者を派遣してもらったり、有料の業者へ頼めば、さらに消臭・除菌作業から駆除までしっかりと行ってくれます。
鼻がとってもきくそうで、木酢液など火を連想する匂いを嫌うので散布するのもいいかもしれません。
速やかに屋根裏からハクビシンに出て行ってもらいましょう。
因みに石川商店のある品川区では、家に住みついて被害を受けている家には、捕獲・駆除するための箱わなの設置を区が契約する専門業者に依頼してくれるそうです。
駆除が済んだらまた来ないよう次は屋根屋の仕事
以前石川商店で請け負った事例は、屋根にハクビシンが住み着いてしまったということで点検すると、出入口発見。
どうやら以前日本瓦屋根だったものをスレート屋根に葺き替えし、瓦とスレートの厚みの差からできた隙間のようです。
ここもただ塞げばいいというわけではなく、上から雨が流れ落ちていくための処理をきちんとしておかなくては家へ雨水が侵入してしまう第二の悲劇の可能性も。
この時は最初、ステンレス製の網を設置。
そうしたらなんとまだハクビシンが在宅中だったようで、夜中にものすごい音を立てながら
網を突き破っていったそうです。網に引きちぎれた毛を残し・・・(>_<)
今度は雨水が流れ落ちるよう施し、トタンでしっかりとふさぎ解決。
姿は見ていないけれど悪臭や足音が聞こえるなどありましたら、早めの屋根点検をおすすめします。
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自社の営業は一切いたしませんので、ご安心を。
それではまた
新顔です。屋根ド素人ですが、日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て邁進中。
- 井上 利里子（イノウエ リサコ）
- 【ニックネーム】 Ri-chang
- 【趣味】 阿波踊り、子供のころから習うクラシックギター、街散歩
- 【目標】 道を覚える人になる
- 【最近】 物欲がめっきり減り、同じ服ばかり着ている
- 【一言】 美味しいステーキ食べたい
屋根専門石川商店HP：riverstone-roofing.com