点検・リフォーム訪問販売、年々増加の国民生活センターへの被害相談
年々増え続けるトラブル相談件数
屋根、外壁、塗装や内装、増改築のリフォーム工事、点検など家を維持していくための分野で、どうやって業者を決めているかというと、訪問販売でたまたま来た業者の話しを聞いて契約するというケースが一番多いらしいです。その訪問販売で契約した工事でトラブルになっているという相談が、国民生活センターに多数寄せられているそうです。その件数が年々増加!2019年9月末時点の数字ですでに昨年を上回っているという。その数点検とリフォーム合わせて1万件以上!!
訪問販売トラブルの相談内容でよくある事例
弊社の三代目も品川区の消費者センターへはよく行き、所長さんとも話しをするため、被害が身近にたくさんあることは聞いてくるようです。
国民生活センターのホームページの内容も合わせて、少しご紹介していきます。
近所で工事をしているという業者から「おたくの屋根がずれてますよ、すぐに工事しないと大変なことになりますよ」と言われ契約を急かされその場で契約してしまった。とか、工事前にもかかわらず内金を数十万すぐに入れるようにと言われたりなど。中には断っても断り切れずに根負けして契約してしまったがクリーングオフ出来ないかという相談も(>_<)
トラブルにあってからもあう前でも、相談するベストな先は
少しでも不安に思ったら消費者ホットライン『188』へ電話
不安に思った場合やトラブルになった場合は、早めに消費者センター等に相談しましょう。
消費者ホットラインは全国統一番号、市外局番なしの「188」です。
土日祝日も繋がるそうなので、なるべく早めに相談してみてください。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
石川商店へもお電話やメールなどでご相談ください。
国民生活センターに寄せられる数千件の相談で、
・屋根点検をしないかと電話があり、点検だけのはずが屋根工事の契約をしてしまった。
・点検に来た業者が次々と不具合を言ってきて工事の契約をしてしまった。
・“無料点検する‟といいながら、シロアリやカビ被害があると指摘され契約してしまった。
どれも正直一般の人では判断つきません。はたして必要な工事なのかどうなのか、見積もりは適正なのか
潜在的件数は相談件数を上回っているかもしれない
訪問販売が全部が全部悪質ということはないとおもいますが、自分では確認するのが難しいため言われるままに疑わず高額工事や、やらなくていい工事をした人もいると警察でも消費者センターでも言っていました。潜在的な人数は相談件数の何倍もいるのかもしれません。
一つでも当てはまったら注意!訪販チェックリスト
数千件のご相談を受けて来た三代目が作成したこのチェックリストはとても評判がよく、イベントでもお配りしたり瓦の組合でも正式採用するとか。
点検商法に加え、火災保険がらみの訪問販売もご注意を
「火災保険を使って住宅を自己負担なく修理しませんか」ということで勧誘されトラブルになっている相談も多く寄せられているそうです。
こちらもまた相談件数が年々増加の一途。災害によって被害を受けた場合や、点検を依頼して状況把握したい場合などは地元の工務店や屋根屋などにまずご相談してみるのがいいかと思います。
それではまた
日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。
- 井上 利里子(イノウエ リサコ)
- 【ニックネーム】 Ri-chang
- 【最近】 3日間寝込んだ これでお正月は元気!!
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com