さて、毎日いただく屋根についてのご相談をご紹介しております。
塗装はマスト? 適切で必要最低限なメンテナンスとは何か。
築19年で、ご自身でも屋根材の劣化が見ため気づいているところに、屋根塗装を勧める訪問業者がたくさん訪ねてくるそうです。
ですが、お子さんにまだまだお金のかかる時期。適切で最低限必要なリフォームを希望しているというご相談でした。
雨もりや建物強度に対して、屋根塗装は必須ではありません。
今回ご相談くださった方の家は築19年ということで、メンテナンスの時期ではあります。ここでメンテナンスを行っておくと、途中想定外の大規模修繕で大出費発生というリスクが減ります。
ここで言うメンテナンスとは、スレート屋根材だとしたら築15年前後、瓦屋根でも20年経った頃には、屋根頂上部分『棟』の交換が必要です。そして30年ほど経った頃にスレート屋根材は耐久年数に達しているので、全体の葺き替えが目安となります。
見た目コケや色あせ等で「屋根がボロボロになって雨漏りしてしまうかも・・・」もしくは業者に「このままだと雨漏りしますよ」と言われ、心配になってしまうこともあるかとおもいますが、屋根材の下には防水シートが全面貼ってあるので関係ありませんのでご安心を。
塗装をする最大のメリットは、「外観が美しくなる」です。
いいかえると、やってもやらなくても、雨漏り等への影響は関係ないです。
塗装でかえって雨漏りリスクが上がるケースがあり、それは雨水の通り道を塗料の塗膜で塞いでしまうこと。きちんと『縁切り』や『スペンサー金具』等で屋根材の重なり部分の塗膜を処理できる塗装業者に依頼しましょう!
それではまた
日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。
- 井上 利里子(イノウエ リサコ)
- 【ニックネーム】 Ri-chang
- 【趣味】 阿波踊り、クラシックギター、街散歩
- 【目標】 道を覚える人になる
- 【最近】 電車で座るとすぐ寝れるのなんでだろう
- 【一言】 電化製品って10年経つと見事に壊れだします( ノД`)
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com