毎日いろいろな屋根に関するご相談メール等いただきますが、少しでもみな様の参考になる部分があればと共有していきたいとおもいます。
業者によって言うことが違う、屋根の塗り替 or 葺き替え
築25年ほどの戸建てで、屋根を塗り替えか、
葺き替えのどちらにしたらいいかというご相談です。
どちらにしたらいいのか、業者によって塗り替えがいいというところと、
どちらにしたらいいのか、業者によって塗り替えがいいというところと、
葺き替えがいいと言うところとまちまちで、決めかねているとのことでした。
結論からいうと、今回は棟交換工事がお勧めのメンテナンス
築25年となると、屋根頂上の合わさる三角部分の『棟』が風雨にさらされだいぶ
消耗していると推測できます。
15年から20年すぎると大きな台風などの強風で剥がれるリスクもあがっている状態。
築年数からして葺き替えにはまだ早く、棟を交換するのが妥当で
この先20年ほど健全に屋根の機能を発揮するのに
経済的で最適なメンテナンスだと思います。
30~40年が屋根の葺き替え周期と覚えておきましょう
屋根材だけでなく、下の防水シートの耐久年数でもあります。
雨水は屋根材で9割を防ぎ、
あとの1割は屋根材をくぐって入り込んだ水を
下の防水シートで防ぎ下へ流すことで
家の本体まで通さない構造です。
“家に雨漏りをさせないこと”が屋根の最大の役目
その役目を果たすべく、
屋根材の機能を維持することをメンテナンスと呼び、
見栄えをよくしたり、デザイン変更や淡い色にして
遮熱効果という実用的な機能追加は
リフォームというカテゴリ分けを石川商店ではしています。
意外かもしれませんが、塗装は雨漏り予防にはならないのでリフォームです。
この家にあと何年住むのかで変わってくる屋根の修理やメンテナンス
今回のご相談いただいた方が
数件聞いた業者の中でも誠意を感じた業者が、
「今後この家をどうする計画かわかると提案しやすい」と言われ、
考えた結果、できるだけ『長く住みたい』となったそうです。
それ考えるのとっても大切!
数年後には建て替えや引っ越しを考えているのと、
まだまだ30年以上は住みたいと考えるかでは、
家のメンテナンス方法は変わってきますので。
分からないことや、質問などありましたらお気軽にお電話またはメールで
お問い合わせください。
それではまた
日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。
- 井上 利里子(イノウエ リサコ)
- 【ニックネーム】 Ri-chang
- 【苦手なこと】 道を覚える
- 【最近】 もはやウエストゴムはマスト
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com