毎日いろいろな屋根に関するご相談メール等いただきますが、少しでもみな様の参考になる部分があればと共有していきたいとおもいます。
屋根材の一部欠け落ちで、葺き替えかカバー工法か勧められる
築15年ほどで、昨年の大型台風の時にスレートが一部落ちてしまったそうです。数件見積もりをしてもらったところ、葺き替えを勧めるところとカバー工法を勧めるところとあり、どれにしたらいいのか・・・ということだそうです。
足場を組むのだから、外壁も一緒にやったほうがいいという業者の勧めで見積もりをとると200万円超える金額に。数社の見積もりを取り、くらべるも価格に幅があって、いったいどれを選択したいいのかわからないということで今回弊社にご相談くださいました。
本来、年数的にはまだ早い葺き替え工事
通常築15年くらいだと、葺き替えるにはまだまだ早く棟部分の交換と点検してヒビなどあれば補修という流れがあります。今回ご相談くださった方は、数社から見積もりを取り、うち1社は葺き替え、2社はカバー工法を勧められているとのこと。
価格差があるのは、選ぶ屋根材でかなり違いがあるからです。外壁や足場代などいれると200万円を超えるためここは慎重にならざるおえません。
カバー工法は今の屋根に軽量な金属屋根(トタン屋根)などを載せる工法なので、廃棄料が掛からず工期も短くて人件費も安く済むように感じますが、以外とそんなこともなかったります。
石川商店の場合でいうと、金属屋根ならではのデメリットをカバーし、2,30年塗装も必要なく雨音も静かめな石付きの上質な金属屋根材を使用するため、新しくスレート系に葺き替えたときより値段が高くなることがあります。
大掛かりなメンテナンスがいるかどうかも選択肢の一つに入れる
でも、そもそもここまで大掛かりなメンテナンスが今すぐ必要かどうかというところが重要。
ひび割れや屋根材が欠け落ちたなどしている箇所が、全体の10%未満であれば、接着材で留めるなど応急処置で様子を見てもいいらしいのです。これだと5万円前後で済むし!!そして年に1度は屋根点検をしていき、屋根材の替え時期の30年を乗り切ってほしい!!
全国どこからでも、分からないことや質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。
日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。
- 井上 利里子(イノウエ リサコ)
- 【ニックネーム】 Ri-chang
- 【苦手なこと】 道を覚える
- 【最近】 10連休だイエーイ!
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com