屋根修理業者らしき人物がある日ピンポーンと飛び込みで訪ねて来て、屋根不具合を指摘される
天災が日本のどこかで起こった後、被災地ではないところで活発に訪問販売が多くなるようです。
ニュースを見て不安を感じているだろうところにしのび寄るんですね。
「お宅の屋根がずれているのがたまたま見えたのですが、よかったら今ハシゴがあるので屋根みましょうか」
とか
「近所で作業しているんですが、お宅の屋根の釘が浮いているのが見えて、親方に知らせてこいと言われてきました」
などなど
突然家を訪ねてきて屋根の不具合を指摘してきた訪問業者で一番アウトなケースは、契約を急かすものです。
今すぐ契約すればウン十万円安くなるとか、足場代25万円くらいがタダになるや、このままだと雨漏りして大変なことになるなど、せかされて契約してしまうケースがとても多い!!
そのサイン待った~~!!
後を絶たない屋根の不当工事被害
言われたままにその業者に点検してもらうのではなく、近所の屋根屋や工務店などの業者に点検をまずは依頼して、本当に不具合があるのかどうか確かめるのが安心です。
でも警察や消費者センターも注意喚起をしているけれど、なぜ後を絶たないのでしょうか。
弊社へご相談くださった方々から聞く屋根の不具合を指摘してきて来た人の印象を聞くと、とても第一印象がよかったというのです。だから思わず信用しまうという。
私たちは、身なりのきちんとしたスーツや作業着姿の人が来るとどうしても好印象を抱いてしまうものです。『初頭効果』というのがあって、人は初めて会った10秒ちょいくらいで、その人への第一印象が決まり、その後何度会っても最初の印象はなかなか変えられないそうです。
つまり好印象だとそのままいい人と信じ込み、反対に最初に印象が悪いとその後何度会っても最初に受けた印象を挽回するのはそうとう難しいそうなんです。
そんな人間の心理をちゃんと知っているのか、悪質な訪問販売の営業さんはスーツや作業着はマストです。
人からの信用を得るとう面では、見習うとこですね(;’∀’)
不安解消には、屋根の構造を知っておこう
瓦でもスレートでも金属でも種類はどれにせよ、木の下地板の上には防水シートが全面貼られています。その上に屋根材があります。
劣化に伴う交換時期はありますが、シートに問題がない限り究極屋根材なくったって雨漏りはしません。
ただそのことだけでも知っていれば、屋根に何かあったときすぐに雨漏りに直結するものではないということで慌てず対処方法も全然違いますね。
「屋根で損する人をゼロにしたい!」という三代目の強い目標は、情報発信という形で出来る限り広めたいと思っていますが、被害は後を絶ちません(>_<)
瓦屋根はガイドライン工法で最強!
今回の災害で、ニュースに映し出される画には、瓦が見事に剥がれ落ちていたりする映像が多くありましたが、まだまだ古い工法のままの瓦屋根が多いのだなと実感。
最新の工法とは、震度7にも耐えるというガイドライン工法。
全日本瓦工事業連盟他が多くの実験・研究を繰り返して確立された工法で、阪神淡路大震災級の震度でも崩れないという実証実験済み施工方法です。
ぜひ瓦屋根のメンテナンスを予定されているお宅では、ガイドライン工法を取り入れた施工をおすすめします。こちらの写真はガイドライン工法で棟の組なおしを施工しているところです。
建物の構造を支える躯体に耐震補強の金具をうちつけ、しっかりと固定していきます。
瓦もビスでガチっと固定です!
全国どこからでも、分からないことや質問などありましたらお気軽に電話、メール、LINE@でご連絡ください。日中難しい方も大勢いらっしゃるとおもいますが、お仕事が終わった時間でも大丈夫です!土日曜日もお電話お待ちしております。
日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。
- 井上 利里子(イノウエ リサコ)
- 【ニックネーム】 Ri-chang
- 【苦手なこと】 夜更かし
- 【最近】 ノートPCにモニター接続して作業が楽!
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com