石川商店

コロニアル 釘は打つとこ 決まってる…本当はあってはいけない【リフォームあるある】

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こちらの「 職人ノート 」は、日々の工事日記を「 全部見せます!屋根の上の真実 」という気合でお送りするコーナーです。

業界関係者からもクレーム殺到の内容かも知れませんが、納め方には諸説あり、その職人の好き嫌いや個人的見解が含まれます。

また、屋根に関する名前や呼び方は、例え同じものでも色々な名前や呼び方があり、地域や職人さんによって違うこともございます。

あらかじめご了承願います。

 

ワンピースが読めない月曜日は大嫌い、屋根バカ三代目、弘樹です。

先日、屋根のメンテナンスやリフォームの工事の中では、一番大規模な工事にあたる「 葺き替え工事 」をしました。

葺き替えとは、新築や大規模リフォームの工事の際に、設置された古い屋根材を全て剥がし、新しい屋根材に全交換する工事です。

 

今回のお客様は、新築後10年前後の築浅物件ですが、スレート系屋根材のロット不良か何かで、クラックが酷く、

自然と部分的に割れてしまい、破片が落ちてしまう危険が強いと判断され、今回葺き替える事になったそうです。工事前はこんな状態でした。

 

この「 葺き替え工事 」は、お客様目線だと、大規模なリフォームにあたり、見た目も綺麗になるので楽しみが多いと思います。

反対に工事する側の職人目線だと、体力を著しく消耗するので、普通の職人さんだと、苦痛が勝ると感じる事が多いかもしれません。

 

しかしそこは、自称屋根マニア。

僕の場合は「 他人・他社の工事した技術を直接確認できる 」という密かな楽しみがあり、嬉しくて仕方がないんです。

何年経っていても、屋根には職人さんの意志が刻まれているんです。

ですから、屋根材を剥がしながら「お主なかなかやるの〜」とか「いやいや、これは無いわ〜」とか「あれ?最終日だけ誰かに手伝ってもらったの?」などと、

以前に施工した職人さんと会話できるんですよ〜。

 

どうです?楽しそうでしょ〜???

 

さて、本題はここから。今回の葺き替え工事は、新築時の屋根工事は弊社ではない他の屋根屋さんが工事したお客様の、リフォームを弊社にて行う事になりました。

その工事の中で、気になるというか、自称屋根マニアとしては、前回工事した職人さんに対してツッコミどころ満載の屋根工事だったので、いくつかご紹介致します。

 

念のため、もう一度言います。以前の工事は弊社ではございません! と、ここまで執拗にウチではございません!

と強調するからには、ご察しの通りご紹介したいのは悪い方の「 オイオイ、、、 」というツッコミです。

 

特別に2つで勘弁してあげます。

まず1つ目は、まぁ良くある事です。って、全然ダメなんですけど、実際には良く見かけます。それがこちら。

 

必殺!三本止!!!

 

釘を規定よりも少ない本数しか打ってないのです。この屋根材は4本の釘で1枚の材料を固定するのがルールです。って、ちょっと写真分かりにくいし。

 

続いて2つ目。

 

そこに釘打っちゃダメで賞!

そこ水通ります。はい。確実に。 というわけで、下からは見えない、工事完了後には見えない部分の多い、謎のヴェールに包まれた屋根。

今回はたまたま悪の部分をちょこっと、ご紹介してしまいました。勿論、こんな事が日常茶飯事ではございませんので、どうぞご安心くださいね。

こんなの見せられて、どうやって安心しろって言うんだ!と怒られそうですが、

今後も見えない屋根のありのままの事実を、みなさまに分かりやすくお伝えしていきますね♪

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜昭和二十六年創業。屋根に関する製・販・工の全てを経験。
屋根専門石川商店の三代目、 石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】  ワンピース(マンガ)
【目標】  瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 ダイエット、IKEA家具職人
【困り事】 電池が無いのか???
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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