石川商店

瓦ってどう作るの?窯元『丸栄陶業』さんに突撃訪問!〜瓦編〜

朝方随分と冷え込む日が続きますね。秋になったような気があまりしないうちに冬将軍が旗を上げて進行してきそうな勢いです。今朝家から出て外気の冷たさに身震いするも、またしてもコートを会社に忘れたおにゃがわらです。なんでこう忘れるかなおばかちん。

さて…型に瓦用の粘土を突っ込み押し込みした前回。乾燥を待つ間に工場の見学をば…

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事務所のような場所を出て、そのまま隣の工場の二階へ。入った途端も”っとした空気。なんだこの熱さ?と思いながら見上げると…

 

何やらドナドナと瓦が次々と運ばれて行きます。

係のお兄さんが解説してくれました。どうやら、工場の1Fに瓦を焼く窯があり、その廃熱を利用して瓦を乾燥させているのだとか。その為、

2Fでこねこね瓦の形にして、工場の上をぐるぐるさせて乾燥からの、

そのまま1Fに運んで…

窯にどーん!!

という工程だそうな。流れがとても効率的ですね。窯では低い温度から焼き始めて、ゆーっくり高い温度にしていく為、しっかり焼き上がる上にじっくり焼き固めるから頑丈になるんだそう。

ただ、形成の全てが機械任せではなく…

こうして人の手が少し入ってるんですね。手際や目つきは職人さながらです。

また、特殊な形の役物は

こんな風に、形成されたものを人の手でつなぎあわせたりしているようです。1つ作るのにかかる時間はなんと

約1時間半

それを毎日…しかもこの方しかやる人が居ないとか。なんてこった。しかし、まさに職人です。

ただし、乾かす過程で少しでもゆがみや割れが生じていると容赦なく

 

世の中世知辛い。いや、世の中のせいじゃないけど。どっちかというと乾燥時に生まれる自然の摂理というか。

でもこちら、あとで砕いてまた再利用できるのだそう。無駄になってしまわない所、素敵です。

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さて、工場を一通り見た所で先程の事務所に戻り、鬼瓦さんを仕上げにかかります。しっかり詰められていた土も、乾燥して縮んでいた為簡単に型からぽーんと抜けますので、そこに目やら角やら好きな物を付けて…

こんな感じ!あとは焼き上がりを待つだけです。楽しみ(*^_^*)

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工場見学はここで終いですが…せっかくの愛知だもの?楽しまなきゃ損??ってな訳で丸栄さんに連れられて食べてきました!!

ひつまぶし…やだおいしそう//大好きなのです。

関西ではうなぎを、東京の様に蒸してから焼くのではなくそのまま焼きあげるのだとか?成る程、ふわっとしているというよりぱりっとしてるんですな。これもまた美味…!

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普段何気なく注文させてもらっている丸栄さん。全て機械任せで作っている訳ではなく、瓦一つ一つ人の手で調整を加えながら丁寧に仕上げていたり、時間をかけて手で作り上げていたりしたのには驚きました。そう考えると機械も万能なんて物でもなくて、最終的に人が使う為に「丁度良く」していくのには人間が不可欠なのかなと。機械はあくまでツールなんだなぁとこんな所で再確認させられました。

 

今回の研修旅行、ひつまぶしだけでなくきしめんや味噌カツ、台湾ラーメンとご当地なものを満喫しました。…やばい。またお腹のお肉が…

さて、今回はこの辺でお暇させて頂きまする。

ではまた次の機会に。

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入社二年目のしがない新人『おにゃがわら』事務したり現場お邪魔したりとあっちこっち。

【趣味】  読書、昼寝、考察、夢の文章起こし
【目標】  文章構成力の上達。体重-2kg。
【最近】  食べ物が美味しい季節が恨めしい
【一言】  何食べても美味しくて胃が休まらない上お肉増える

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com

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