お正月に数年振りに風邪を引いてしまい、ある意味で寝正月を過ごしていた弘樹です。2015年になってからも体調不良を引きずり、頭の中がモヤモヤし続けていますが、なんとか新年会などの行事に2,3参加しつつ、ようやく落ち着いて記事を書いております。
「通常、新年のご挨拶は松の内までみたいですが、ビジネスの場合は1月15日頃まではOK」とスタッフのdekoが申しており、改めて石川商店の2015年の方針を述べ、新年のご挨拶とさせて頂きます。
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屋根で困ったお客様への3つの約束−2015−
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1,暮らしを守る屋根屋としての原点回帰
2,お客様にとってより合理的な屋根屋に
3,独創性を追求します
4,まとめ
昔の日本はモノであれコトであれ、今あるものを尊重し、大事に大事に壊れないように、大切に慎ましく後世へと伝え、良いモノ・良いコトは代々保存したり、繰り返していく。そんな日本の心は徐々に日本人から失われている、、、そういった長い時間の単位で物事を考えられなくなったのは、家制度の衰退が起因しているという説がありますが、私も同感です。「建築」は特に短命になったと思います。
世界共通でヒトが生活する上で必要な三代要素「衣食住」。この「住」の教育不足が特に戦後の日本の建築がおかしくなった原因ではないかと、常々私は考えております。というのも住まいを守る一番の要は屋根です。それにも係わらず、時の経過とともに「屋根」に関する興味が日本人から無くなっていくことを肌で感じてきたからです。屋根が見えない狭い都会だからなのかと初めは思っていましたが、都市だけに限ったことではありませんでした。
そんな中、昨年の年初は消費税増税前の新築ラッシュの影響で、結果として1〜3月にいつもの2倍くらいの屋根工事に携わりました。長年の取引先だけでは2倍になることはなかったのですが、今まで一度も取引がなかった会社からも依頼があったり、断る意味で他より高い見積りを出しても、終わらせてくれるなら何でも良いからやってくれ!というケースもたくさんありました。
現実問題として工事量が2倍になれば、会社経営としては本来は喜ぶべきことだとは思います。しかしながら、その売上の裏にあったのは、現場の疲弊、品質の劣化でした。これを機にスタッフとじっくり話し合って決めたのは、
「屋根屋は屋根を守る」→「屋根は住まいを守る」→「住まいは家族の暮らしを守る」=「暮らしを守る屋根屋として原点回帰しよう」
ということです。具体的には、
・お客様が屋根の知識がないまま工事はしない
・お客様やご家族の意志を感じない仕事はしない
・石川商店じゃなくてもいいんだけど、という仕事はしない
・材料・工法・人材の正しい選択のない工事はしない
ことは出来ないか?ということです。
その結果、住まいを守る屋根としての価値やお客様の意志がないがしろにされがちな、大量生産系の新築工事を基本的に辞めることにしました。基本的にとは、親しい同業者の手伝いや知り合いのご紹介を除いて、という意味です。なるべく迷惑の掛からないように徐々に減らしながら、石川商店の本来やるべき仕事も同時進行しつつ、としていたら、完全には昨年の4月から8ヶ月もの期間を費やしてしまいましたが、、、
ここに宣言します。
住まいを守る屋根、その屋根を守るために、
・お客様が屋根の役割や知識を理解して頂いた上で
・お客様とご家族の意志を尊重し
・その意志とその住まいに適した工事を
・屋根の専門家として提案する
屋根屋として原点回帰しました。
公式にこの話しをしたのはここが初めてで、他でも一切することはないので、内緒でお願いしますね(笑)。
問い「原点回帰はわかったけど、実際に何してくれるの?」
答え「あなたの住まいを守るために石川商店をうまく利用しましょう!」
具体的には、屋根で困ったお客様に、 「その家に長く(5年が目安)住むか住まないか?」 を基準に提案をガラリと変えます。
長く住まないのであれば、「とにかく費用は最小限に抑える」
長く住むのであれば、「一度工事すればもう二度と屋根の心配はない、まで徹底的に工事をする」
この2つに特化して仕事をしていきます。 リフォームやメンテナンスに限らず、新築時の屋根でお悩みの場合も、ぜひぜひご相談下さいませ。新築や建替えを考える時に、新しい家に5年以上住まない、という選択肢はきっとないはずです。相談だけでなく、打ち合わせに同行して、お客様の代わりに根堀り葉掘り質問して、最適な屋根を実現できるようにしていきます!
下の動画でも同じことを説明しています。
年明けのスタッフとのミーティングで、「修理依頼のあったお客様に0円という見積りを出すこともあるって言ったら怒りますか?」と言われ、素直に嬉しかったです。
ですから、お客様とご家族の意志=その家に長く住むか住まないか?を明確にしてより合理的に、石川商店を利用して頂くのが、原点回帰した屋根屋の本望です。
屋根の本来の役割や意義を理解していくと、ある限界が見えます。それはどんなに努力しても、
・つまらない
・ダサイ
・大差ない
屋根が出来上がるという現実です。これは僕や石川商店などの会社組織も含め、屋根の製造・販売・工事に携わる全ての個人と会社を含めた業界全体の責任です。一部の社寺や文化財などを除き、特に一般建築ではこの傾向が強いです。「長い時間の単位で物事を考えない」「自分さえ良ければ良い」業界にいつからか成り下がってしまいました。
僕はこの流れに逆らいます。屋根の機能は損なわずに、伝統を重んじながら、変えてはいけない安心と、変化すべき独創性を屋根で表現し続けます。 具体的に話すとさらに長くなりそうなので、少しだけ写真をご紹介します。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、実は今ある既成品を普通とは違う使い方をしただけですが、さまざまな秘密がいっぱい隠れています!!!屋根に詳しい方はもしかしたら理解出来るかも知れませんが、単純に真似すると雨漏りしますので、安易な真似はオススメしません。詳しいことはまた別の機会にお話しますね。
実は屋根業界だけの責任とも言えない部分があります。そうです。業界外のお客様にもあえて責任を追求します!
誰かの言いなりになっていませんか?
その人本当に屋根の事を知っていますか?
本当にそれで大丈夫ですか?
とにかくこの記事を読んだあなたは少しでも屋根に興味を持ってくださいね! 暮らしを守る屋根の困り事をスッキリ解決するお力に少しでもなれるように、スタッフ一同、日々精進致します。2015年はあなたの屋根デビュー元年になるかも!?
電話、メール、ホームページからのお問い合わせ、直接ご来社など、ご質問ご相談は無料です。事前連絡なしでもどうぞお気軽にご相談下さいね。
初めて屋根に興味を持とうと思ったあなたは、まずはホームページをご覧くださいませ。
話しがかなり逸れましたが以上を持ちまして、新年のご挨拶と変えさせて頂きます。遅すぎて、さんだいめ〜アウト〜ですね、、、
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屋根専門石川商店の三代目、 石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 ブリーチ(マンガ)
【困り事】 3,4年ぶりに風邪引いた
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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