めっきり冷え込む日が続きますね。喉風邪前の喉の乾きが辛くなってきたおにゃがわらです。皆さま風邪予防はいかがなさっていますでしょうか…
さて、今回は営業・工事部長の林さんに連れられて、話題の「ニチハ パミール」の現場にお邪魔してきました。
屋根材剥がし前。普通ではあり得ない光景?
めくり前の屋根面を拝見しましたところ…
え、マジ?
思わずつぶやきました。たった築15年でこんな風になってしまうの?
子どもが中学生3年か高校生になるくらいの期間で?
水玉のように剥げてしまったり、剥離が起こってしまうのももちろん恐ろしいですが、
何の負荷無しでこんな風にずれてしまうならいつ屋根からこの大きい板が落ちてくるか分からないって事じゃあないですか。
ニチハ パミール 【屋根調査 2月24日報告分】で林さんが書いているように、ふと今乗ってる足元の屋根材が画像のように滑り落ちたらと考えると怖くなります。
薄い板状の屋根材…スレートは、どの屋根でもこんな事になってしまうの?
こちらは築12年のスレート屋根材のお宅。
コケはあってもズレ落ちは見当たらない…この屋根材にだけ見られる現象なのですか…
らくらく剥がせる屋根材…って良い訳がない
実際に剥がしている作業風景を見せて頂きました。
※一番最後に実際の動画があります。
普通はお察しの通りこれを釘頭に引っ掛けて釘を抜くんですが…
えっ
差すの!?
こんなに楽に剥がせるの!?
目の前で面白いくらいにパカパカと剥がされる屋根材に疑問しかありません。
ちなみにこの面は小さな屋根面だからか、10分もかからずみるみるうちに剥がし終えていらっしゃいました。※作業速度は物件や屋根面状況による
屋根材の剥がしってこんなに簡単?いやいや。落ちないように釘でしっかり留めているのだから、
こんなに簡単に作業が済む筈が無いんです。
実際、留められている釘はだいたい4cmくらいの長さがあるそう。
なぜこんなに早い?というと、
一見すると、「これ釘が良くないんじゃない?」と思われますよね。
ですが、釘の部分には上の屋根材が重なっていて、直接雨に当たる事はないです。
その為、このように錆びて粉になってしまう事はありません。
ニチハ パミール【屋根表面の剥がれは製品不良では?】でまたしても林さんが説明なさっている通り、
釘回りに水が溜まりやすい形状で(円形の溝が)ある事が原因。
スレート系屋根材も、屋根(屋根裏)の温度と外気の温度差で結露が発生する事はあるそうです。ですが、その水分が釘の回りに溜まって、残りやすい事が問題。
どんなに「錆びにくい」金属でも、「水に浸す→乾かす」を何度も何度も繰り返せば錆びてしまいますよね。
釘を抜くことなく、場所によっては手でもパカッと簡単に剥がせてしまう屋根材が本当に安心なんでしょうか…?
実際の剥がしている動画はこちらになります。
まとめ
今回、実際にパミールを剥がしている作業を初めて見せて頂いたのですが、
見た目の前に、どう考えてもこれは怖い。
パミールはアスベスト入スレートに代わるものとして一時期流通していました。
築15年前後のお宅で、スレート屋根の場合はパミールの可能性もございます。
ご自宅の屋根材がパミールで、不具合(表面の剥離やズレ、水玉模様の剥げなど)を発見された場合、築年数に関係なくまずは建てられたハウスメーカーさんにご連絡なさるか、電話が通じない場合は、お近くのニチハ営業所に直接問い合わせ、調査のご依頼をなさる事をオススメいたします。
なお、弊社ではニチハ・パミールに関する様々な問題を解決するため、ご相談窓口を設けておりますので、是非ご利用くださいませ。
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入社三年目のしがない事務員『おにゃがわら』
事務したり現場お邪魔したりあっちこっち。
【趣味】 読書、昼寝、考察、夢を文章に起こす。
【目標】 文章構成力の上達。某舞台のDVD揃える。
【最近】 気まぐれでタロットやってみたら案外当たる
【一言】 タロットに描かれてる物語かなり面白い
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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