石川商店の三代目、石川弘樹です。
この日は、例のラバーロック商法の現場の続きの続きの続き。
東京都杉並区で和型の釉薬瓦の棟取り直し工事です。
今回は棟瓦の土台を設置する工程を写真付きご紹介します。
昔の棟瓦の土台は土で、その土の水崩れを防止するために漆喰を表面に塗っていました。
現代ではその土と漆喰が一体化した練土漆喰を使うのが一般的です。
製品としては馬場商店の「シルガード白」を使っています。
それでは早速そのシルガードを盛っていきます。
この白いのがシルガードです。
ちょっと遠目から見るとこんな感じです。
この黄色い袋に入ったシルガードを一定の幅で盛っていきます。
数日前の写真に写っていた謎の黄色い物体ありましたよね?
これです。実はこれその為に、一定の間隔で並べられていたのです。
そして一通りシルガードを盛り終わったら、
棟瓦の土台、熨斗瓦を固定していきます。
昔の工事方法この熨斗瓦は、ただ土の上に載っかっていただけ。
現代の耐震工事では、全ての熨斗瓦を先に取り付けた鉄筋に固定します。
端っこの半分になった熨斗瓦にはドリルで穴をあけて銅線を通し、
通した銅線を対面の熨斗瓦の銅線と結びつつ、鉄筋にも結び固定します。
もちろん、端っこ以外の熨斗瓦もすべて固定します。
この一軒家は熨斗瓦を3段積んでいきます。
続けて積んでいきたかったのですが雨が降りそうだったので、
取り急ぎ今日は一段目を施工してお終いです。
それでは続きはまた今度。
東京都杉並区で和型の釉薬瓦の屋根の棟の取り直し。棟瓦の耐震化の仕上げで工事完了しました。
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屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
【趣味】 ワンピース(マンガ)
【目標】 瓦割り世界チャンピオン
【ブーム】 ジャックは常に規格外、、、
【困り事】 花粉症の薬で眠い
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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