石川商店

台風直前にセーフ!屋根からの雨漏りを修理。ドローンからも確認

雨漏り点検ドローン

明日からの台風に備え、緊急雨漏り箇所の特定

秋雨前線と台風の合間のスカッと秋晴れの日。
「2階が雨漏りをしている」という修理のご依頼がありました。
駆け付けたところ、屋根の状況からうかつに屋根をあちこち踏むと
かえって他の瓦まで壊してしまうかもしれないということで

「これこそドローンでしょ!」

 

ということで、石川商店ドローン部隊出動!
ドローンを飛ばすと聞いてわたくし井上もちゃっかり車に乗り込む。

ご依頼いただいたお客様にドローンでの点検の了承を得て
雨漏り箇所と思われるエリアと、それ以外の屋根の状況を一緒にモニタリング。

雨漏りに関しては、だいたい室内からの様子で目星はついていたので
ドローンと同時に屋根に上がったスタッフがその箇所に直行。

派手に瓦が剥がれていたり、ずれているというぱっと見分かりやすい
現象は見当たらず原因究明に少々時間がかかっていたようでしたが
その中できれいにパッカリ割れている瓦を発見。

お客様にipadの画面を通して損傷個所を説明。

割れた明確な理由はわかりませんが、以前鬼瓦が取れたとおっしゃっていたので
その時に当たって割れたのではないかという見解に。

 


割れ口を見ると、結構月日が経っているようです。

その場で作業車に持参してきた瓦を持って屋根へ。
カンカンカンと屋根の上から既存の瓦とサイズを合わせている音
が響き、あとは作業終了待ち。

 

気になる!品川区伝統工芸保存会の看板

さて、お伺いした時から気になっていた玄関の
『木工挽物製作所』の立派な看板。
何のご商売されているのでしょうか。

なんと、テレビや品川区の小中学校の見学者も多く来る伝統工芸の
木工挽物の工房とのことでした。
ご主人の分かりやすい説明によると、
”木を丸くする技術”だそうです。



工房内を見せていただくと、大小の器具があり
掘り出す大きさによって使い分けるそうですが、その数すごいです。
素人目には同じに見えるけど、きっと1本1本全然違うサイズなのでしょう。
今手がけている作品も見せていただくと、超高級そうな釣竿の持ち手の部分や
円盤状の丸い板はアメリカのカジノからの発注だそうです。


なんでも機械ではできない形状なんだとか。(ルーレットらしいです)
過去には皇室へ納めたものも数点あるそうですよ!

 

ご縁のきっかけはテレビ放送?

今回石川商店に雨漏り修理のご依頼をくださったのは
「4回くらいテレビで『瓦割り』を見て、近くだなぁと思っていたんだよ」
とおっしゃっていました。
番組を観てご家族に石川商店の連絡先を調べてもらい、
お電話くださったそうです。

瓦割りをやってきた意味があったというものです!
瓦と屋根屋を身近に感じて欲しいという三代目の願いが実を結びつつあるのでしょうか。

今回こちらの凄腕職人のご主人から許可をいただき、画像と動画アップしております。

台風22号が過ぎ去った後もご連絡がないので、
きっと雨漏りは食い止められたのでしょう。
間に合ってよかった~

それではまた

 


新顔です。屋根ド素人ですが、
日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て邁進中。

井上 利里子(イノウエ リサコ)
【ニックネーム】 Ri-chang
【趣味】 阿波踊り、子供のころから習うクラシックギター、街散歩
【目標】 道を覚える人になる
【最近】 物欲がめっきり減り、同じ服ばかり着ている
【一言】 美味しいステーキ食べたい

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com


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