日本瓦の棟積みなおし(取り直し)工事
今回は日本瓦の一番上の部分「棟」と呼ばれる箇所の積みなおし工事の様子をご覧いただきたいとおもいます。
瓦はいったん撤去し、漆喰を新しくしてまた既存のものを元の位置へ戻す作業です。
作業風景
まずは既存の棟瓦を取り外しをします。
下から乾燥した風に見える土が見えてきましたが、
これは保湿力のある粘土をのせてあったものが
経年劣化でポロポロっとなった状態で、
瓦を固定する力が弱まった状態です。
この古くなった屋根土をきれいに取り除いていきます。
鬼瓦を銅線にて緊結。
棟際の桟瓦は全てステンレス釘を使って固定します。
こちらが南蛮入り漆喰。
棟際に南蛮入り漆喰を盛り、
表面は柳刃コテを使って整えます。
熨斗瓦を納めます。
納めた熨斗瓦は銅線で緊結し、微調整をします。
その様子を動画でご覧ください。
これで一段目の熨斗の施工が完了です。
屋根専門75年 石川商店
林 洋道(はやし ひろみち)です
【趣味】鉄道写真、旅行、西部警察、ネコ
【特技】洗車、タイヤ交換、他クルマのメンテナンス
【最近】鉄道の写真撮影に目覚めたかも...
【出身地】鳥取県米子市
屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com
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