石川商店

雨漏りの原因は棟のずれと診断されたが、最適な対処方法は?

取り直し

原因は棟部分のズレとリフォーム業者に診断

築30年の瓦屋根で雨漏りがしているということで、地元のリフォーム業者に見てもらったところ、棟部分の瓦がずれ下地が出てしまっているためということで、見積もりを依頼しているそうです。

ご質問は、こうゆうケースの場合どのような施工が普通行われるものなのか知りたいということですが、その意識はとても大事だとおもいます。

時に、業者に勧められるままに修繕を超えてリフォームの域にまでくるような大掛かりな工事になってしまったりするケースもあるからです。

原因が棟部分からの雨漏りなら『棟の取り直し工事』に

屋根の合わさる山の部分を棟と言います。そのズレが原因の雨漏りであれば、棟の取り直し工事が行われますが、いったん棟部分の瓦を取り外し新しい垂木に土台の土をのせ、瓦を戻すという工事です。

ガイドライン工法というものがあり、震度7の地震がきても崩れないという工法をお勧めしています。

しかし、これらに関しては屋根屋にしか出来ない工事です。お近くの瓦を扱う屋根屋または全日本瓦工事連盟のHPよりお近くの屋根屋に問い合わせてみるのもいいかもしれません。

避けたい工事は『ラバーロック』

もし『ラバーロック』と呼ばれる接着工法をリフォーム業者に提案されたら、それは避けたほうがいいです。

これは石川商店で実験済みデータがありますが、瓦と瓦を接着剤でべったりととめてしまう方法なのですが、雨水の流れる道を塞ぎかえって雨漏りを誘発することになる上、地震の際瓦全体が落下する恐れがあるからです。

 

それではまた

 

 

 


日々会社に舞い込むお困り事や作業内容を基に、
いつか立派な屋根屋スタッフになれる日を夢見て勉強中。

井上 利里子(イノウエ リサコ)
【ニックネーム】 Ri-chang
【趣味】 阿波踊り、クラシックギター、街散歩
【目標】 道を覚える人になる
【最近】 クーラーのせいか、むくみが(;´Д`)

屋根専門石川商店HP:riverstone-roofing.com


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