台風一過と気になる雨どい

井上利里子

7年前

台風一過と秋の空に思うこと

大型台風18号が日本列島を縦断し、私の住む関東は夜中の１時ごろからものすごい暴風域に突入。窓にバシバシ打ち付ける雨と風、愛車（自転車）が倒れる音、お隣の植木鉢が飛ばされている音が聞こえ「あ～寝る前に雨戸を閉めておけばよかったぁ」と後悔しながらも眠りに落ち、目が覚めたら快晴。

見て見ぬふりをし続けて数年・・・

石川商店に入って以来屋根修理に関わる工事事例等をたくさん目にしていますが、見過ごしていたばっかりに大きな修理となってしまったケースがよく出てきます。そこで気になってしまったのが、今まで見て見ぬふりをしていた賃貸の我が家の雨どい。
それは・・・表から聞こえてくる雨音は派手にジャージャーと大雨模様なのに、覚悟して玄関を開けるとたいして降っていない。
「なんでだ？」
ある雨の日思い切ってその音源を探ってみると、なんと雨どいの真ん中あたりが変形しそこから水が下へあふれ出ているのでした。
さらにすぐお隣の家の雨どいからもジャージャー。ゴミでも詰まっているのか、見た目はきれい。この二重奏のおかげで実際の降り具合と音とのギャップが生まれ、毎度騙されていたのでした。とはいえ、ずいぶん前にそれを発見したものの、いつか家主たちが気が付いて直してくれるのではないかと淡い期待でほったらかしていましたが、放置していたばかりに家の土台にまで悪影響を与えたり、建物へのダメージにもなりかねないと知った今、もう放ってはいられません。今度こそ大家さんに言わねば！！　　
そっと夫の肩に手を置き「言ってきて」というのでした。