今日の屋根用語では、読み方すら分かり難い屋根用語をやさしく解説いたします。
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2016年10月08日 今日の屋根用語
赤瓦 あかがわら
三州産塩焼瓦、明石産塩焼瓦のことを言う。
また、沖縄地方で作られる素焼き瓦(琉球赤瓦)のことをも言う。
塩焼瓦は焼成の途中で塩を入れて焼くことにより、赤褐色のガラス状皮膜が形成され、光沢を帯びる。
このため塩害に強く、また水分が少ないため凍害にも強い。
この性質から沿岸部や寒冷地、山間部などでよく見られる。
しかし、製造工程で排出される塩素ガスの対策費用がかさむため長く製造されておらず、釉薬瓦に取って代わられている。
ただ、補修等の需要もあり、現在ではわずかに生産されている。
琉球赤瓦は素焼きにした際に土中の鉄分が酸化し赤褐色となる。
吸水性が高く放熱性に優れ、暑い気候に適する。
釉薬による赤い色の瓦はレッドと言われ、塩焼瓦等とは区別される。
このシリーズで、訪問販売やリフォーム屋さんやメーカーの営業さんが使う屋根の難しい専門用語をやさしく解説。
屋根の専門用語が分からなくて困った時の辞書代わりにお使いくださいね。
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屋根専門石川商店の三代目、1級かわらぶき技能士
石川弘樹(いしかわひろき)です。
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